事業・施設概要
| 都道府県 | 富山県 | 経営主体 | 氷見市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 漁業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | H2 |
| 行政区域内人口 | 42,866人 | 現在処理区域内人口 | 1,285人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 1,174人 | 現在処理区域面積 | 43ha |
| 晴天時現在処理能力 | 0m³/日 | 下水管布設延長 | 17km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
経常収支比率は100%を超えており、累積欠損金も発生していないが、収益に占める一般会計からの繰入金は依然として大きい。流動比率は企業債元金償還額が大きく、全国平均及び類似団体平均を大きく下回る。経営の健全性確保のためには水洗化率の向上等による収益の確保や、一層の経費の縮減に取り組む必要がある。企業債残高対事業規模比率については、新たな施設や管渠の整備がほぼ終了していることから減少傾向にある。施設の更新に関しては、今後も使用料収入の減や、物価高騰による費用増等が見込まれることから、引き続き、計画的に実施していく必要がある。経費回収率は能登半島地震により影響を受けた利用者の負担を軽減するため、下水道使用料の減免を行ったことから減少した。施設利用率は計上されていない。これは、漁業集落排水事業は単独の処理場を有しておらず、公共下水道へ接続しているためである。
老朽化の状況について
法適用後、4回目の決算であり、有形固定資産減価償却率は低い状況であるが、平成9年に供用開始した施設の老朽化は始まっている。法定耐用年数を超えた施設はなく、現在のところ老朽管更新は実施していない。計画的な修繕や改築を実施するため、現在はストックマネジメント計画に基づいた点検・調査に取り組んでいる。
全体総括
経常収支比率が100%を超えているものの、この結果は一般会計からの繰入金に依存するところが大きい。企業債償還元金額が大きく、流動比率も依然として全国平均及び類似団体平均を下回る。人口減少等による使用料収入の減少や、物価高騰による施設維持管理費用の増、施設老朽化に伴う更新費用の増など、経営環境は厳しい。今後は、令和5年3月に策定した経営戦略に基づいて計画を進め、また、経営状況や財政状況を把握し、適正な料金水準を検討するなど、一般会計からの繰入金に依存しない安定した経営基盤確立に向けた取組をする必要がある。
経営状況
収支構造
総額4,692.1万円
総額4,682.9万円