事業・施設概要
| 都道府県 | 富山県 | 経営主体 | 氷見市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | Cc1 |
| 行政区域内人口 | 43,765人 | 現在処理区域内人口 | 21,426人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 20,351人 | 現在処理区域面積 | 756ha |
| 晴天時現在処理能力 | 16,700m³/日 | 下水管布設延長 | 179km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
経常収支比率は100%を超えており、累積欠損金も発生していないが、収益に占める一般会計からの繰入金は依然として大きい。流動比率は企業債元金償還額の減少等により令和3年度より改善し、全国平均及び類似団体平均を上回ったものの100%には至らない。経営の健全性確保のためには、全国平均を下回る水洗化率の向上等による収益の確保や、一層の経費の縮減に取り組む必要がある。企業債残高対事業規模比率については、新たな施設や管渠の整備が減少していることから減少傾向にある。しかしながら施設の更新に関しては、今後も使用料収入の減や、物価高騰等による費用増が見込まれることを考慮して、引き続き、計画的に実施していく必要がある。施設利用率は類似団体を上回ってはいるが、年々低下してきていることや、人口減少を考慮すると、今後も低下していくことが想定される。利用率の算定にあたっては、晴天時の水量を基準に算定されているが、富山県は、年間雨日数が全国上位と多くなっていることや、冬季は多くの降雪があることから、平均に比べ低くなる傾向にある。
老朽化の状況について
法適用後、3回目の決算であり、有形固定資産減価償却率は低い状況である。昭和58年に供用開始した施設は老朽化しており、下水道ストックマネジメント計画に基づき改築を行っている。法定耐用年数を超えた管渠はなく、現在のところ老朽管更新は実施していない。計画的な修繕や改築を実施するため、現在はストックマネジメント計画に基づいた点検・調査に取り組んでいる。
全体総括
経常収支比率が100%を超えているものの、この結果は一般会計からの繰入金に依存するところが大きい。流動比率が全国平均及び類似団体平均を上回ったものの、今後の人口減少等による使用料収入の減少や、物価高騰等による施設の維持管理費用等の増、施設の老朽化に係る更新費用の増などを踏まえると、経営環境は依然として厳しい。このことに加えて、令和6年能登半島地震により被災した下水道管渠等の復旧費用をも考慮したうえで、今後は経営基盤確立に向けた取組を進める必要がある。
経営状況
収支構造
総額8.5億円
総額8.5億円