新潟県佐渡市:佐渡市立両津病院の経営状況(2023年度)
新潟県佐渡市が所管する病院事業「佐渡市立両津病院」について、2023年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2023年度)
地域において担っている役割
医療資源の乏しい離島において、両津病院は内科、小児科を中心に日常医療を担う「かかりつけ医」として、また、救急告示病院として、佐渡市の医療体制の中で基幹病院である厚生連佐渡総合病院に次いで重要な役割を担っている。予防医療、健康診断、人間ドックによる市民の健康増進を図り、無医・準無医地区であるへき地への巡回診療、訪問看護及び訪問診療は高齢者にとって不可欠のものとなっている。相川診療所は、急性期や回復期を担う佐渡総合病院及び両津病院と連携を図るとともに、地域住民の「かかりつけ医」の役割を担い、相川圏域の医療の中心として住民の健康維持に努め、近隣介護施設の協力診療所として、慢性期患者への急性憎悪に対する医療を担う役割を果たしている。
経営の健全性・効率性について
離島における人口減少は著しく、また、新型コロナウイルスの影響により病院受診を控えるようなり、外来患者数が減少したが、入院患者数は増加し一定の収益は確保できている。病床利用率が類似病院より低いように見えるが、これは両津病院での休床39床を含めた許可病床99床での値であるため。病床数にあっては佐渡市の地域医療構想の中で一般病床60床運用を求められており、こちらも責務を果たしていると言える。類似病院の黒字化に比すれば赤字であるが、修正医業収支比率からすれば、類似病院の中で経営状態は良い分類になると思われる。
老朽化の状況について
両津病院は開院から43年、相川診療所は39年が経ち、有形固定資産・機械備品の減価償却率が示すとおり、老朽化は著しい。
全体総括
離島である佐渡市の医療体制の中で、両津病院の重要性は代替するものが無く、地域医療構想として現診療機能を維持したまま、病床数60床の新築移転が令和7年5月に予定されている。自治体病院は採算性だけでなく、不採算部門への医療提供も大きな責務であるが、赤字であっても良いという論拠にはならない。一般会計からの基準内繰り入れのみで黒字化を達成できるよう経営改善に努める。人口減少に伴い受診者の減少が見込まれているが、そうした中にあっても地域医療を守るため経営改善に不断に取り組んでいく必要がある。相川診療所へ規模を縮小し、新たに整形外科を設置するなど収支の改善に取り組んだ。今後も他の医療機関や近隣介護施設との地域連携を図りながら、相川圏域の医療の中心としての役割を果たして行く。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
佐渡市立両津病院の2023年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の佐渡市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。