施設及び業務概要等
| 基本情報 | |||
|---|---|---|---|
| 都道府県 | 新潟県 | 経営主体 | 佐渡市 |
| 病院名 | 佐渡市立両津病院 | 法適用区分 | 条例全部 |
| 業種名・事業名 | 病院事業 | 病院区分 一般病院、結核病院、精神科病院の別です。 | 一般病院 |
類似区分 一般病院のみ病床数により区分します。結核病院と精神科病院は、病院区分と同じ値が入力されます。 | 50床以上100床未満 | 管理者の情報 管理者を設置している場合に、当該管理者の職歴を記載する項目です。 | 管理者非設置 |
経営形態 直営又は指定管理者制度導入の別です。 | 診療科数 標榜している診療科目数です。 | 8科 | |
DPC対象病院 診断群分類別包括評価制度(Diagnosis Procedure Combination)の対象であるかを示します。総務省「経営比較分析表の基本情報」では「DPC対象の有無」と定義されています。 | 特殊診療機能 総務省様式で、実施している項目を示します。 | 人間ドック | |
指定病院の状況 総務省様式で、指定されている項目を示します。 | 救急告示病院、へき地医療拠点病院、病院群輪番制病院 | 人口 当該地方公共団体の当該年度中1月1日現在の住民基本台帳人口です。 | 50,651人 |
| 施設概要 | |||
建物面積 病院施設の延面積です。 | 8,097m² | 不採算地区病院 不採算地区病院該当の有無です。 | 第2種該当 |
不採算地区中核病院 不採算地区中核病院該当の有無です。 | 非該当 | 看護配置 病棟単位で届け出られている入院基本料の施設基準に係る看護配置です。経過措置により新たな届出を要しないものを含みます。 | 10:1 |
許可病床(一般) 医療法第27条の規定による3月31日現在の使用許可病床数のうち、一般病床です。 | 99床 | 許可病床(療養) 医療法第27条の規定による3月31日現在の使用許可病床数のうち、療養病床です。 | 0床 |
許可病床(結核) 医療法第27条の規定による3月31日現在の使用許可病床数のうち、結核病床です。 | 0床 | 許可病床(精神) 医療法第27条の規定による3月31日現在の使用許可病床数のうち、精神病床です。 | 0床 |
許可病床(感染症) 医療法第27条の規定による3月31日現在の使用許可病床数のうち、感染症病床です。 | 0床 | 許可病床(合計) 医療法第27条の規定による3月31日現在の使用許可病床数の合計です。 | 99床 |
最大使用病床(一般) 病床機能報告制度で報告した最大使用病床数と同じ考え方で計算した、当該年度における一般病床の最大使用病床数です。 | 63床 | 最大使用病床(療養) 病床機能報告制度で報告した最大使用病床数と同じ考え方で計算した、当該年度における療養病床の最大使用病床数です。 | 19床 |
最大使用病床(施設全体) 病床機能報告制度で報告した最大使用病床数と同じ考え方で計算した、当該年度における施設全体の最大使用病床数です。 | 82床 | ||
| 業務概要 | |||
| 入院診療日数 | 365日 | 年延入院患者数 毎日24時現在の在院患者数と、当日の退院患者数を加えた人数の年度合計です。 | 17,473人 |
| 外来診療日数 | 530日 | 年延外来患者数 | 68,557人 |
| 職員数 | 168人 | ||
注:施設・病床・患者数・指定状況は、e-Stat「地方公営企業決算状況調査」の病院別データを基本とした。項目構成と用語の定義は、総務省「経営比較分析表の基本情報」及び「経営指標の概要(病院事業)」に準拠している。点線の下線がある用語を選択すると定義を表示する。
地域において担っている役割
両津病院は、医療資源の乏しい離島において、小児科を含む「かかりつけ医」として、また救急告示病院として、佐渡市の医療体制の中で基幹病院である厚生連佐渡総合病院に次いで重要な役割を担っている。予防医療、健診、人間ドックによる市民の健康維持への貢献。また無医・準無医地区の多いへき地における巡回診療、訪問看護に訪問診療は高齢者にとって不可欠のものとなっている。相川診療所は、急性期や回復期を担う佐渡総合病院及び両津病院と連携を図るとともに、地域住民の「かかりつけ医」の役割を担い、相川圏域の医療の中心として住民の健康維持に努め、近隣介護施設の協力診療所として、慢性期患者への急性憎悪に対する医療を担う役割を果たしている。
経営の健全性・効率性について
令和4年度から相川病院が両津病院附属の相川診療所となり、比較分析も合算されるため、収支比率等が大きく変動している。病床利用率が昨年度より減少しているが、これは両津病院での新型コロナ感染対策による入院抑制があったためであり、令和4年度から地域包括ケア病床を36床から42床に増床したことにより、患者1人当たりの診療収益は増加している。また、新型コロナ疑い患者の診察や検査により、外来患者数と外来収益は増加した。相川病院は有床診療所化により病床数が19床と減少したことで、入院収益が減少した。一方で整形外科外来を開始したことで外来収益は増加している。病床利用率が類似病院より低いように見えるが、これは両津病院での休床39床を含めた許可病床99床での値であるため。病床数にあっては佐渡市の地域医療構想の中で一般病床60床運用を求められており、こちらも責務を果たしていると言える。類似病院の黒字化に比すれば赤字であるが、修正医業収支比率からすれば、類似病院の中で経営状態は良い分類になると思われる。
医業費用及び医業外費用に対する、医業収益及び医業外収益の割合で、通常の病院活動による収益状況を示します。算出式は「経常収益 ÷ 経常費用 × 100」です。
類似団体内順位160位/ 177団体
病院の本業である医業活動から生じる医業費用に対する医業収益の割合です。公営企業の算出式は「医業収益 ÷ 医業費用 × 100」です。
類似団体内順位69位/ 177団体
医業費用に対する修正医業収益の割合です。公営企業の算出式は「(入院収益+外来収益+他会計負担金を除くその他医業収益)÷ 医業費用 × 100」です。
類似団体内順位79位/ 177団体
病院施設が有効に活用されているかを判断する指標です。算出式は「年延入院患者数 ÷ 年延病床数 × 100」です。
類似団体内順位132位/ 177団体
入院患者への診療及び療養に係る収益について、入院患者1人1日当たりの平均単価を示します。算出式は「入院収益 ÷ 年延入院患者数 × 1,000」です。
類似団体内順位19位/ 177団体
外来患者への診療及び療養に係る収益について、外来患者1人1日当たりの平均単価を示します。算出式は「外来収益 ÷ 年延外来患者数 × 1,000」です。
類似団体内順位134位/ 177団体
医業収益の中で職員給与費が占める割合です。算出式は「職員給与費 ÷ 医業収益(営業収益)× 100」です。
類似団体内順位63位/ 177団体
医業収益の中で材料費が占める割合です。算出式は「材料費 ÷ 医業収益(営業収益)× 100」です。
類似団体内順位77位/ 177団体
医業収益に対する累積欠損金の状況を示します。公営企業の算出式は「累積欠損金(当年度未処理欠損金)÷ 事業の規模(医業収益)× 100」です。
類似団体内順位167位/ 177団体
老朽化の状況について
両津病院は開院から42年、相川診療所は38年が経ち、有形固定資産・機械備品の減価償却率が示すとおり、老朽化は著しい。1床あたり有形固定資産が大きく増加している主な要因は、相川病院の有床診療所化により病床数が52床から19床に減少したためである。
償却対象となる有形固定資産の減価償却がどの程度進んでいるかを示し、資産の老朽化度合いを表します。算出式は「有形固定資産減価償却累計額 ÷ 償却対象資産の帳簿価格 × 100」です。
類似団体内順位176位/ 177団体
有形固定資産のうち医療器械備品の減価償却がどの程度進んでいるかを示し、資産の老朽化度合いを表します。算出式は「器械備品減価償却累計額 ÷ 器械備品の帳簿原価 × 100」です。
類似団体内順位113位/ 177団体
1床当たりの有形固定資産の保有状況を示します。算出式は「償却対象となる有形固定資産の帳簿原価 ÷ 年度末病床数(合計)× 1,000」です。
類似団体内順位113位/ 177団体
全体総括
両津病院は離島である佐渡市の医療体制の中で、その重要性は代替するものが無く、地域医療構想として現診療機能を維持したまま、60床の新築移転が令和7年5月に予定されている。自治体病院は採算性だけでなく、不採算部門への医療提供も大きな責務であるが、赤字であっても良いという論拠にはならない。一般会計からの基準内繰り入れのみで黒字化を達成できるよう経営改善に努める。今後、2025年を転機として受診者の減少が見込まれているが、そうした中にあっても地域医療を守るため経営改善に不断に取り組んでいく。相川病院は有床診療所へ規模を縮小し、新たに整形外科を設置するなど収支の改善に取り組んだ。今後も他の医療機関や近隣介護施設との地域連携を図りながら、相川圏域の医療の中心としての役割を果たして行く。
経営状況
収支構造
総務省「病院事業決算概況」の損益計算書に基づき、総収益を医業収益、医業外収益、特別利益に分け、入院・外来収益、他会計負担金、補助金、長期前受金戻入などの内訳を示しています。
総額16.3億円
収益区分ごとに、横幅を類似病院の平均構成比、高さを当該病院と類似病院平均との差(ポイント)として描くスカイライン図です。0より上は平均を上回り、下は平均を下回ります。
総務省「病院事業決算概況」の損益計算書と「費用構成表」に基づき、職員給与費、薬品費、その他医療材料費、減価償却費、光熱水費、修繕費、委託料、支払利息などの内訳を示しています。
総額17.9億円
費用区分ごとに、横幅を類似病院の平均構成比、高さを当該病院と類似病院平均との差(ポイント)として描くスカイライン図です。0より上は平均を上回り、下は平均を下回ります。
医業損益、医業外損益、経常損益、特別損益、純損益の関係です。各損益は収益から対応する費用を差し引き、利益を正、損失を負で示します。
注記:類似病院平均は同年度・同一類似区分の有効データによる独自集計。
利用状況
職員配置・給与の状況
100床当たり常勤職員数
平均給与月額
注記:用いた表:e-Stat「地方公営企業決算状況調査」表25・66(職種別給与)、表27・67(経営分析)。