事業・施設概要
| 都道府県 | 新潟県 | 経営主体 | 五泉市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 特定環境保全公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | D2 |
| 行政区域内人口 | 53,144人 | 現在処理区域内人口 | 1,351人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 857人 | 現在処理区域面積 | 55ha |
| 晴天時現在処理能力 | 0m³/日 | 下水管布設延長 | 19km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
〔収益的収支比率・企業債残高対事業規模比率〕収益的収支比率が低いこと、類似団体と比較して企業債残高対事業規模比率が高いことから事業規模の割に投資額が過大な状況と考えられます。現在、認可区域の整備はほぼ終了し、今後の新規投資は抑制される見込みです。しかし、環境保全が主目的とはいえ、整備区域は人口密度の低い市街地周辺及び一部郊外のため、投資額に対する収益という面では経営は厳しい状況です。〔経費回収率、汚水処理原価〕経費回収率及び汚水処理原価はほぼ類似団体水準で推移しています。流域下水道に係る処理単価の改定により汚水処理経費の逓減が図られたことが要因と考えられます。しかし、健全経営の水準と比較すると低位にあるため、接続率の向上と維持管理費の低減が必要です。〔水洗化率〕供用開始後概ね20年経過していますが、類似団体と比較して水洗化率は低位にあり、投資効果が十分に発揮されていません。助成金制度の拡充等により接続を促進していますが、平均所得も県内低位にあるなどの背景もあり、接続意識の一層の醸成が必要と考えられます。
老朽化の状況について
現時点で老朽化対策は緊急の課題ではありませんが、将来的な老朽化対策を人口減や投資効果を踏まえた更新計画の検討が必要です。
全体総括
環境保全を主眼として、村松地域の市街地周辺及び郊外の整備を進め、現在は若干の未整備地区を除き認可区域の整備はほぼ完了しています。供用開始から概ね20年が経過していますが、水洗化率が類似団体と比較して低位にあるなど投資効果が十分に発揮されていないこと、事業規模と比較して企業債残高が多いなど課題も明らかとなりました。経費回収率と汚水処理原価は改善傾向にありますが、健全経営の水準と比較して低位にあることから経営状況は厳しいと言えます。今後、持続可能な下水道経営のため、水洗化率の向上や投資効果など経営課題を的確に把握し、将来的な老朽化対策や人口減を踏まえた経営改善を行うことが必要です。
経営状況
収支構造
総額5,918.3万円
総額3,347.9万円