事業・施設概要
| 都道府県 | 新潟県 | 経営主体 | 妙高市 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A6 | 行政区域内人口 | 29,299人 |
| 現在給水人口 | 24,150人 | 給水区域面積 | 9,557ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
妙高市の水道事業は将来にわたり事業を継続するため、令和4年度から上下水道事業の包括的民間委託を導入し、事業の効率化と技術継承を図っていく。①経常収支比率基幹施設更新に伴う減価償却費の増加や支払利息の増加により令和5年度から100%を下回っている。前年度より若干改善したが、より一層の経費縮減に努める必要がある。②累積欠損金比率減価償却費など経費増加により2年連続で損失となり累積欠損が生じた。現在も基幹施設更新工事を継続して行っており厳しい状況が続く見込みであるが、計画的な料金改定を実施して欠損金の圧縮を図っていく。③流動比率100%を超えており、当面は健全な経営状況にあるが、今後、基幹施設更新による企業債元利の償還が始まるため厳しい状況になる見込みである。④企業債残高対給水収益比率「志浄水場」の更新を平成28年度から実施し企業債残高が増加しており、さらに令和4年度からの「杉野沢浄水場」の更新にあたって企業債を借り入れているため類似団体に比べ高い状況が続いている。⑤料金回収率類似団体との比較では同程度にあるが、100%を下回る状況が続いており、今後の施設更新に対応するためにも料金改定が必要な状況である。⑥給水原価漏水修繕工事の減少等により前年度より改善したが、有収水量の減少に加え、物価高騰の影響により維持管理経費が高止まりになっており、類似団体より高くなっている。⑦施設利用率冬期間の観光需要に対応するため年間を通じた施設利用率は類似団体より低くなっているが、今後のリゾート開発により改善に期待できる。⑧有収率類似団体と比較して低い状況が続いており、漏水調査や管路修繕など今後も計画的に実施していく。
老朽化の状況について
施設の老朽化が進んでおり、収支バランスを保ちつつ計画的に施設更新を進める。①有形固定資産減価償却率法定耐用年数に達した資産の増加により類似団体と比較して高い状況にあるが、現在更新中の浄水場が稼働したのちは減少する見込みである。②経年化率及び管路更新率大幅な改善は難しいが、耐震化計画に基づき計画的な管路更新を進めていく。
全体総括
人口減少により料金収入が減少していくなか、施設の老朽化や管路耐震化に対応していく必要がある。平成28年度から取り組んでいる2か所の浄水場更新により減価償却費や支払利息の増加が今後も見込まれており、給水原価の上昇による収支悪化が懸念される。令和8年度に料金改定を予定しており、今後も老朽施設更新と料金改定を計画的に行うことと、リゾート開発による観光業の需要拡大を図りつつ、維持管理経費の抑制に取り組みことで健全経営の確保に努めていく。
経営状況
収支構造
総額7.8億円
総額8.1億円