末端給水事業
公共下水道
自動車運送事業
川崎病院
井田病院
多摩病院
工業用水道事業
📅2023年度📅2022年度📅2021年度📅2020年度📅2018年度📅2017年度📅2016年度📅2015年度
経常収支比率営業収支比率流動比率累積欠損金比率利用者1回当たり他会計負担額利用者1回当たり運行経費他会計負担比率企業債残高対料金収入比率有形固定資産減価償却率 |
経営の健全性について本市では、「川崎市バス事業経営戦略プログラム」(令和元年度~令和7年度)に基づき、安全な輸送サービスの確保、快適で利用しやすいサービスの提供、経営基盤の強化などの取組を進めている。令和4年度は、前年度に比べ乗車人員が回復したことや、令和4年10月1日に料金改定を実施したこと、北部地域における営業所の統合や運行計画の見直しにより人件費が減少したこと等により、収益的収支は対前年度比で緩やかに改善して黒字決算となり、累積欠損金が減少した。事業の状況①経常収支比率及び②営業収支比率は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けていた前年度に比べ、乗車料収入の増加や経営改善の取組による経費の減少により増加した。③流動比率は、現金預金の期末残高ほか流動資産が減少したこと等により対前年度で減少した。④累積欠損金比率は、純利益の計上により対前年度で減少した。独立採算の状況公営バスとして公共施設等への接続や民間事業者では対応の難しい地域の交通手段を確保するための路線を運行していることから、一般会計からの適正な公共負担を受けている。このため⑦他会計負担比率は公営企業平均近似値またはそれを上回る値で推移している。資産及び負債の状況営業所の建替え整備やバス車両の更新等に係る投資を計画的に進めているが、当該年度はハイブリッドバス車両製造事業者の受注停止等の影響を踏まえバス車両の購入を見送ったこと等により、⑧企業債残高対料金収入比率は対前年度で減少、⑨有形固定資産減価償却率は対前年度で増加した。 |
走行キロ当たりの収入走行キロ当たりの運送原価走行キロ当たりの人件費 |
経営の効率性について①走行キロ当たりの収入及び②走行キロ当たりの運送原価はともに対前年度で増加し、両者の差は前年度の126.4円から90.61円に減少した。また、バス1台の乗車定員に対する平均輸送人員の割合である④乗車効率は、前年度より増加した。これらは、前年度に比べ乗車人員及び乗車料収入が増加したことに加えて、利用動向を踏まえたダイヤ改正を実施し、運行を効率化したことによるものである。③走行キロ当たりの人件費は、職員数の減等により減少した。これらの指標の民間事業者との比較について、対象となる民間事業者の規模、営業地域、経営手法等(管理委託による運行など)が一様でなく、単純比較はできないものの、①走行キロ当たりの収入は民間事業者平均値よりも低くなっているが、これは前述の公共施設等への接続や民間事業者では対応の難しい地域の交通手段を確保するための路線を運行していることが一因と考えられ、また、②走行キロ当たりの運送原価は民間事業者平均値よりも高くなっている。 |
全体総括乗車料収入の増加や経営改善の着実な推進により、経常収支は前年度から改善した。しかしながら、乗車人員等がコロナ禍前の水準まで回復が見込めないことや燃料価格の高騰等により、依然として厳しい事業環境が見込まれるとともに、特別減収対策企業債の償還やバス車両更新台数の増加、営業所の建替整備等により、多くの資金が必要となることから、厳しい経営状況が想定される。このような状況の中、令和4年3月に策定した「川崎市バス事業経営戦略プログラム(後期計画)」(令和4年度~令和7年度)に基づき、利便性の向上や運行の効率化に向けた運行計画の見直し、業務の効率化等を推進し、持続可能な経営基盤を構築することで、市民やお客様の大切な交通手段を確保していく。 |
出典:
経営比較分析表
,
青森市 八戸市 仙台市 東京都 三宅村 八丈町 横浜市 川崎市 南アルプス市 伊那市 名古屋市 京都市 高槻市 神戸市 伊丹市 松江市 宇部市 徳島市 北九州市 佐賀市 長崎県 鹿児島市 沖永良部バス企業団 青森市 八戸市 仙台市 東京都 三宅村 八丈町 横浜市 川崎市 南アルプス市 伊那市 名古屋市 京都市 高槻市 神戸市 伊丹市 松江市 宇部市 徳島市 北九州市 佐賀市 長崎県 鹿児島市 沖永良部バス企業団