事業・施設概要
| 都道府県 | 神奈川県 | 経営主体 | 横浜市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 電気事業 | 会計適用区分 | 法非適用 |
| 類似団体区分 | 最大出力 | 1,980kW | |
| 年間発電電力量 | 2,234MWh | 水力発電最大出力 | 0kW |
| 太陽光発電最大出力 | 0kW | 風力発電最大出力 | 1,980kW |
| ごみ発電最大出力 | 0kW |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の状況について
本施設は、都市立地型の風力発電所として、再生可能エネルギー普及啓発のシンボル的事業として運営をしています。また、風力発電という性質上、収益の安定性が風況等の環境的要因により左右されます。令和4年度は、比較的稼働状況が良く、設備の不具合も少なかったことから、定期的な点検の実施や、主要部品の交換等を適宜行うことで、概ね安定した事業運営ができているものと考えられます。また、近年、売電単価が下落傾向にあったことなどから、安定的に収入を確保するため、令和4年度からFIT制度を適用して売電を行っており、収益的収支比率など経営の状況を表す指標が改善しました。なお、建設に伴う費用に関して、平成28年度に市債の一括償還を行い、平成29年度に一般会計からの貸付金の償還を行ったことにより建設費の償還は完了しており、さらに剰余金も発生するなど、引き続き健全な事業運営を行っています。
経営のリスクについて
・設備利用率について、本施設は都市立地型の発電所であり、平均的な風力発電所よりも風況には恵まれていないことから、近年は平均値よりも低めで推移しています。令和4年度については、比較的稼働状況が良く設備の不具合も少なかったことから、前年を上回る数値となっており、安定的に稼働しています。・修繕費比率について、令和4年度は、ブレードレセプターの交換を行った前年度に比べて大きな修繕がなかったことから、数値が大幅に改善しました。機器の老朽化等もふまえ、引き続き計画的に維持管理を行っていきます。・企業債残高対料金収入比率について、平成28年度に風力発電所建設に伴う市債を一括償還したため、それ以降は0%となっています。・FIT収入割合について、令和3年度までは、再生可能エネルギー電気相当量のうち環境付加価値分を全てグリーン電力証書取引により使用していたため0%となっていますが、令和4年4月発電分からFIT制度を適用して売電を行っているため、大幅に上昇しました。
全体総括
都市立地型の風力発電所として、協賛企業との連携により、経営状況は概ね健全な状態であると考えられます。今後も、適正に維持管理を行い安定した経営を進めるとともに、再生可能エネルギーの普及啓発のため、事業運営に取り組んでまいります。(令和6年度に会計運営計画を改定予定)
経営状況
収支構造
総額5,571.9万円
総額3,712.8万円