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経常収支比率営業収支比率流動比率累積欠損金比率利用者1回当たり他会計負担額利用者1回当たり運行経費他会計負担比率企業債残高対料金収入比率有形固定資産減価償却率 |
経営の健全性について八丈町一般旅客自動車運送事業は乗合事業と貸切事業を行っており、その両事業を合算した内容となっている。○事業の状況営業収益では費用がまかないきれないため、「②営業収支比率」が小さくなっている。費用を補てんするため、他会計(一般会計)から補助を受けて、「①経常収支比率」を目標値まで上昇させている。今後は、「②営業収支比率」の改善に向けて、利用者及び営業収益の増加を図る必要がある。○独立採算の状況利用者数が少ないため、「⑥利用者1回当たり運行経費」が平均値より大きくなっている。また、他会計からの補助金が収益の大きな割合を占めているため、「⑤利用者一回当たり他会計負担額」、「⑦他会計負担比率」は大きくなっている。他会計負担額を減少させるため、利用者を増加させる必要がある。具体的には、乗合事業については、便利で手ごろな移動手段として周知を図り、貸切事業については、積極的な観光誘致活動により利用者の増加を目指す。○資産及び負債の状況車両更新を計画的に進めていることから、「⑨有形固定資産減価償却率」は平均値より低い値となっている。また、車両更新の資金を企業債で調達したため、「⑧企業債残高対料金収入比率」は増加傾向にある。利用者を増加させ、料金収入を増加させることで当該比率を減少させる必要がある。 |
走行キロ当たりの収入走行キロ当たりの運送原価走行キロ当たりの人件費 |
経営の効率性について経営の効率性に関する表は乗合事業のみに関する内容となっている。「②走行キロ当たりの運送原価」、「③走行キロ当たりの人件費」は平均と近似値となっていることから、費用については他の事業者と同様の経営を行っていると考えられる。収入については、「④乗車効率」が低く、それに伴い、「①走行キロ当たりの収入」が低くなっている。利用者の増加により、収入を増加させる必要がある。 |
全体総括乗合事業については利用者が少ない為、収入が低くなっており、費用は平均値と近似値であるが、営業損失が大きくなっている。便利で手ごろな移動手段として周知、利用者の増加を目指す。貸切事業については、団体での観光利用が主となっている。そのため、利用者が増加すれば、本事業の収益が増加するだけでなく、島内産業の活性化に寄与できる。積極的な観光誘致活動により、利用者増加を目指す。上記により収益を増加させ、平成32年度を目途に策定を予定している経営戦略の中で、長期的な収益見込とそれに見合った投資計画に基づき、経営基盤強化を目指す。 |
出典:
経営比較分析表
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