千葉県東金市:農業集落排水の経営状況(2014年度)
千葉県東金市が所管する下水道事業「農業集落排水」について、2014年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2014年度)
経営の健全性・効率性について
収益的収支比率だが、企業債元利償還金は平成27年度から35年度にかけてがピークとなる。その後は減少していくが施設の老朽化が進んでいるため規模の大きな修繕が発生してきている。企業債残高対事業規模比率は、当会計では企業債残高の全額が一般会計から償還のために繰り入れられるものであり、0.00%になっている。経費回収率は類似団体平均値よりは高くなっているが、その値は55%程度にとどまっており充分な水準には達していない。最後の供用開始が21年度であり、接続促進のため料金改定を行ってこなかったが、経営状態を改善するため28年4月からの料金改定を行うこととした。汚水処理原価は類似団体平均値と比較するとかなり低い状態にあるが、満足のできる水準ではないと考えている。現在汚泥の処分を公共下水道の処理場に搬入して処理を行うなど汚水処理原価を下げていくための方策を検討している状況である。施設利用率はかなり低い水準にある。公共下水道の終末処理場に物理的に接続可能な処理場については廃止することも含めて検討を進めている。水洗化率は平成26年度末で上谷地区93.86%、嶺南・正気西部地区78.73%、松之郷地区77.21%、福岡地区65.63%となっている。特に低い福岡地区での水洗化率向上のため、年に数回地元維持管理組合と合同で接続普及を求める未接続世帯への戸別訪問を行っている。
老朽化の状況について
現在、管渠の大規模な修繕は発生していないため計画的な管渠の改善は行っておらず、管渠改善率は0.00%である。今後計画的な改善計画を立て、実行していく必要がある。管理している4つの処理場のうち平成10年に最初に供用開始をした上谷地区では特に老朽化が進んできている。ここ数年は他の処理場でも通常の修繕に加え大規模な修繕が発生してきている状況である。
全体総括
東金市農業集落排水事業の経営状況は全体的に見て良好とはいえない。汚水処理コストが高く、使用料収入が充分ではないことから経費回収率も低い水準にある。使用料の徴収のベースとなる水洗化率も処理場ごとのばらつきも大きく最も低い処理場では65.63%に過ぎず当初計画どおりの収益を確保することは困難な現状である。また老朽化に対する計画もできておらず随時対応での修繕となっている。そんな状況に対して平成28年度から料金の改定を行い、平成32年度には企業会計を適用する予定である。固定資産の評価等からより正確な経営状況の把握を行うことができ、適正な料金の設定や修繕計画、また処理場の廃止・公共への接続など高所にたった長期的な視点からの経営に努めていくこととする。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
農業集落排水の2014年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の東金市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。