事業・施設概要
| 都道府県 | 埼玉県 | 経営主体 | 横瀬町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 特定環境保全公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | D3 |
| 行政区域内人口 | 8,730人 | 現在処理区域内人口 | 3,163人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 2,248人 | 現在処理区域面積 | 104ha |
| 晴天時現在処理能力 | 1,400m³/日 | 下水管布設延長 | 20km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
収益的収支比率について、平成23年の91.38%を境に年々比率が下がり赤字の状態が続いています。赤字の要因は、当町では現在下水道区域拡張期であり、工事に大きな経費がかかる一方で使用料収入が少ないことが考えられます。企業債残高対事業規模比率については、類似団体と比較して高い傾向を示しています。この要因として、現在も下水道拡張期であり、管付設工事に伴う起債が発生することに対し、使用料収入が少ないことが考えられます。経費回収率と汚水処理原価については、当町は類似団体と同様の傾向にあります。当町は、基本使用料が1620円と県内でも比較的高く、従量使用料は108円/㎥と県内でも比較的低廉な料金体系になっています。今後は、社会情勢の変化や財政状況を考慮した使用料改定等を検討する必要があります。施設利用率は、類似団体と比較し、ほぼ同様の数値を示しています。当町は、下水道区域拡張期であり、将来の汚水処理量を見込んで処理施設を設計しているため、現在の稼働率は低い状況にあります。計画では水処理施設を1系列増設する予定ですが、今後の人口減少等を考慮し、実施については慎重に検討する必要があります。水洗化率が高い要因として、排水設備設置工事費助成金制度や受益者負担金を賦課していないことにより住民の経済的負担が比較的少ないこと、住民の下水道への要望の高さが考えられます。
老朽化の状況について
当町の公共下水道は、平成19年より供用開始して8年しか経過していないため下水道管渠の更新は行っていません。今後は、下水道事業計画において、ストックマネジメントの考え方を取り入れ、適正な維持管理、計画的な施設更新ができるように取り組む必要があると考えています。
全体総括
横瀬町の下水道事業は、平成36年度に面整備が完成する予定で、その後は、維持管理の時代になります。下水道経営を行う上で、人口減少は、非常に大きなマイナス要因であります。当町の下水道事業は、住民が待ち望んで実現した事業であります。また、下水道の普及は、水環境の保全や住民の衛生的で文化的な生活実現の指標の一つでもあります。今後も、経営分析を行い、状況に応じた計画の策定、水洗化の促進、汚水処理にかかる経費を削減しながら料金体系の見直しを検討する必要があると考えます。
経営状況
収支構造
総額9,375.1万円
総額1.0億円