事業・施設概要
| 都道府県 | 群馬県 | 経営主体 | 沼田市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 特定環境保全公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | D2 |
| 行政区域内人口 | 50,679人 | 現在処理区域内人口 | 6,757人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 5,418人 | 現在処理区域面積 | 392ha |
| 晴天時現在処理能力 | 2,425m³/日 | 下水管布設延長 | 97km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①収益的収支比率及び⑤経費回収率が共に80%台と低調である。それぞれの指標から、汚水処理にかかる維持管理費・資本費が使用料で賄えていないことがわかる。これは、地方債償還金が多額であることから、資本費が高くなってしまうことが主な原因である。なお、地方債償還金等の使用料で賄えない部分は一般会計繰入金で補填しており、この依存度が高くなっている。④企業債残高対象規模比率については、低い数値となっている。これは、区域内の整備工事が概ね終了していることから、新規投資が少なく、企業債の借入額も低調となっているためである。⑥汚水処理原価については、類似団体と比較すると低額となっているが、処理費が使用料で賄えていないことを考慮すると更なる効率性が要求される。⑦施設利用率は50%程度と低く、施設の統廃合や施設規模についての検証が求められる。⑧水洗化率については、低調であり、使用料収入の増加を図るためにも、この率を向上させる必要がある。
老朽化の状況について
③管渠改善率について、現在は管渠の改善を実施していないことがわかる。川田処理区昭和62年供用開始白沢処理区平成12年供用開始利根処理区平成13年供用開始川田処理区については供用開始後25年以上が経過しているため管渠の、白沢・利根処理区については処理場についての更新投資や老朽化対策の検討が必要な時期に来ている。
全体総括
管渠や処理場の老朽化が進んでおり、今後、更新投資や老朽化対策に係る費用の増加が見込まれる。計画的で効率的な投資を行うために、長期的な経営計画を策定しなければならない。施設利用率が低いことから、策定の際は、処理場の効率性を考慮する必要がある。また、一般会計繰入金への依存度が高くなっているため、水洗化率の向上や使用料改定についての検討も必要である。ただし、平成17年の市町村合併後、使用料の値上げ及び統一を、平成20年、平成22年、平成24年の3度に分けて段階的に実施したことから、再度の使用料改定についてはこの点を十分に考慮した上で検討する必要がある。
経営状況
収支構造
総額3.5億円
総額1.7億円