茨城県常陸大宮市:末端給水事業の経営状況(2018年度)
茨城県常陸大宮市が所管する水道事業「末端給水事業」について、2018年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2018年度)
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率は108.95%であり,前年度比較で0.73ポイント減となり100%を超えているが,全国平均及び類似団体と比較すると低い数値である。給水収益以外の収入として一般会計からの補助金に依存している状況であり,給水収益の確保や営業費用の削減等の経営改善を図っていく必要がある。③流動比率は298.11%であり前年度と比較し2.75ポイント増加した。要因は平成29年度から企業債を発行したことにより,預金が増となったものである。④企業債残高対給水収益比率は,前年度と比較し11.06ポイント減となった。今後も投資規模を適切に適正な企業債発行に努めていく。⑤料金回収率は96.89%で全国平均及び類似団体と比較して低い数値となっている。給水収益で給水に係る費用を賄えていないことが要因であり,適切な料金収入の確保が必要である。⑥給水原価は227.53円で前年度より5.32円低くなったが類似団体と比較して高い数値である。要因は経常費用の増及び給水人口の減に伴う有収水量の減であり,引き続き経費の節減や有収水量の増加に努めていく。⑦施設利用率は,全国平均及び類似団体と比較して高い数値であり,施設の稼働状況は適切であると考えられるが,今後は給水人口の減少を見据えて施設の統廃合等を考慮する必要がある。⑧有収率は前年度から3.38ポイント減少し,有収率の向上が喫緊の課題である。老朽化した配水管からの漏水が主な要因であり,早急な管路更新を進めるとともに漏水箇所の早期発見を図る必要がある。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率は,類似団体と比較して高い数値となっており,水道施設や管路の老朽化が懸念されるため,計画的な更新事業を進める必要がある。②管路経年化率は,類似団体と比較して低い数値となっているが,今後更新時期を迎える管路が増加することが考えられるため,計画的な更新事業を進める必要がある。③管路更新率は1.05%で全国平均及び類似団体と比較し高い数値となった。これは平成28年度に策定した「常陸大宮市水道事業経営戦略」で掲げた管路更新年1%という高い目標に基づき,管路更新を行った結果である。しかしながら,平成30年度の有収率向上には寄与されなかったが,今後も経営戦略に基づき管路更新事業を推進し,有収率の向上を目指していく考えである。
全体総括
経営の健全性・効率性及び老朽化の状況を全国平均及び類似団体平均値と比較すると,本事業は低い数値となっている。一般会計補助金を繰り入れたことにより経常収支は黒字を保っているものの,経営及び財務は厳しい状況となっている。補助金については独立採算の観点から減額していくことを求められているため,料金収入の確保及び営業費用の削減を早急に図る必要がある。また,有収率は全国及び類似団体と比較し非常に低い数値であるため有収率の向上が喫緊の課題となっている。平成28年度に策定した経営戦略で掲げた管路更新率1%を目標として,更新事業を進めるとともに老朽化している水道施設についても更新を行い,有収率向上及び経営状況の改善に努める。なお,令和2年度に「水道ビジョン」と「経営戦略」を包含した中長期的な基本方針となる「水道事業経営計画」の策定を予定しており,明確な水道事業経営を目指す考えである。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
末端給水事業の2018年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
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