事業・施設概要
| 都道府県 | 茨城県 | 経営主体 | 鹿嶋市 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A4 | 行政区域内人口 | 65,493人 |
| 現在給水人口 | 53,371人 | 給水区域面積 | 10,604ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
①企業など大口利用者の水需要の増により、数値は昨年に比べて向上し、類似団体平均も上回っている。②累積欠損金は発生していない。③新設配水場の建設に伴う工事費等の支払いが4月となったため、多額の未払金が発生したため、昨年度に比べて流動比率も大きく低下した。④新設配水場の建設に伴い、令和5年度には1,681百万円の企業債借入を行ったため、昨年度比べて比率は増加した。また、類似団体平均値も上回る結果となった。⑤給水収益が昨年度に比べて増加したため、料金回収率も向上し、類似団体平均も上回る結果となった。これら給水収益の増加の主な要因は工場などの大口利用者の利用量増によるものである。⑥年間総有収水量が増加したため、給水原価は減少した。しかし、類似団体と比べると依然高い数値のままである。これは、給水人口密度が低いことから、配水管の延長が長くなり、経常費用が割高となる傾向があるためである。しかし、経営としては黒字が続いているので、現在の水準は適正であると考える。⑦1日平均配水量が増加したため、昨年に比べて施設利用率は増加した。⑧漏水などの無収水量の増加により、有収率は減少した。しかし、類似団体平均は上回っている。
老朽化の状況について
①新設配水場の建設に伴う配水池や配水管の完成に伴い、有形固定資産減価償却率は昨年度に比べて大きく低下し、類似団体平均と比べても大きく下回った結果となった。②類似団体と比べると依然として低い水準であるが、数値は増加傾向であり、今後も法定耐用年数を超えた管路は増加していく見込みである。老朽管更新計画に沿って計画的に管路の更新を行っていく。③管路更新率は類似団体平均と比べると低い水準となっている。今後も配水場の建設のため同水準となることが予想されるが、引き続き計画的に管路の更新を行っていく。
全体総括
経常収支比率は常に100%を上回っており、その他の指数を見てみても、経営の状況は健全だと言える。しかし、令和4年度より着手している新設配水場の建設に伴い、施設整備に係る投資額が増大しているため、流動比率や企業債残高対給水収益比率に影響を及ぼしているところである。本市の給水収益は企業などの大口利用者の利用量に影響される部分が大きいため、企業などの水需要の動向と投資による各指標への影響は今後注視していく必要がある。老朽化については、法定耐用年数を超えた管路は増加の一方であるが、管路の更新率は類似団体の平均を下回っている状況である。老朽管更新計画に基づいて計画的に管路の更新を行っていく予定である。
経営状況
収支構造
総額17.4億円
総額15.4億円