事業・施設概要
| 都道府県 | 茨城県 | 経営主体 | 水戸市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 特定環境保全公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | D2 |
| 行政区域内人口 | 272,074人 | 現在処理区域内人口 | 1,182人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 1,100人 | 現在処理区域面積 | 63ha |
| 晴天時現在処理能力 | 750m³/日 | 下水管布設延長 | 14km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率類似団体平均値とほぼ同率となっているが,収益の2/3以上を一般会計補助金で賄っている状況にある。減価償却費と支払利息が支出の大半を占めており,今後も繰入基準に基づく一般会計からの適切な支援が必要である。③流動比率一般会計からの繰り入れは当該年度に必要な分だけを繰り入れる方針としているため年度末における流動資産が少なくなっている。また,企業債の元金償還が多いことも,類似団体平均値と比較して低い数値となる要因である。企業債の償還が進む中で,新規借り入れを抑制していく必要がある。④企業債残高対事業規模比率類似団体平均値と比較して高い数値であり,流動比率と同様,新規借り入れを抑制していく必要がある。⑤経費回収率⑥汚水処理原価繰入基準のうち,「分流式下水道等に要する経費」の計算方法を総務省の指導により見直したため,汚水処理費が減少し,数値は大きく改善した。しかし,繰入金に依存した経営状況に変わりはないため,引き続き維持管理費の削減に努めるとともに,使用料の水準について定期的に検討を行う必要がある。⑦施設利用率⑧水洗化率管渠の整備後に普及啓発活動に努めた結果,施設利用率,水洗化率ともに類似団体平均値よりも高い数値となっている。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率法適用からの経過年数が短い(3年)ため,減価償却累計額が小さく,数値も低くなっている。②管渠老朽化率③管渠改善率特定環境保全下水道事業は,平成4年に事業を開始しており,管渠の耐用年数を経過していないため0%となっている。当面の間は必要に応じて修繕工事を実施し,健全な施設運営に努めていく。
全体総括
「1.経営の健全性・効率性について」は,企業債残高が類似団体と比較して多いことが,各指標を悪化させる大きな要因となっている。引き続き,償還と借入のバランスに留意し,企業債残高の縮減を図っていく必要がある。「2.老朽化の状況について」は,耐用年数を経過した管渠がないため,必要に応じて修繕工事を実施していくが,現時点での老朽化の度合いや更新スケジュールを把握していく必要がある。使用料収入は,高い水洗化率を維持する一方で,処理区域内人口に減少傾向が見られるため,中長期的には減少していくものと考えられる。今後も引き続き経営基盤の強化に努め,将来にわたる安定的な事業体制を構築していく必要がある。
経営状況
収支構造
総額1.1億円
総額1.1億円