事業・施設概要
| 都道府県 | 福島県 | 経営主体 | 会津坂下町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | F2 |
| 行政区域内人口 | 16,858人 | 現在処理区域内人口 | 1,361人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 988人 | 現在処理区域面積 | 119ha |
| 晴天時現在処理能力 | 634m³/日 | 下水管布設延長 | 16km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
経営の健全性・効率性において、各指標が全国平均に比べ大きく乖離している要因として、以下のことが考えられる。①建設事業に係る地方債償還金が平準化されていない。②計画されている16処理区のうち、まだ11処理区が未整備である。③供用開始された処理区においても、高齢化、人口減少など農村特有の事情により接続率が低く、使用料収入が見込めない。改善策として、職員の適正配置による人員削減(H16年度)、使用料徴収の事務委託(H18年度)、及び処理施設維持管理業務の複数年契約(H22年度)、並びに「公営企業健全化計画」に伴う繰上償還等維持管理経費の抑制と事務事業の軽減を図り、経営の安定化に努めてきた。今後の事業実施では、地元住民の高い同意率(接続同意も含む)がある地区を優先的に進めていく。また、現有施設を最大限に活用するため、普及啓発活動を積極的に推進し有収率の向上に努める。
老朽化の状況について
殆どの施設は、平成元年以降建設されたものであり、管渠、躯体等土木施設はまだ法定耐用年数に余裕はあるが、機械設備等の劣化は著しく早期の対応が必要である。今後、老朽化する施設の改築・更新の財源確保等の課題を長期的な視点で捉え、課題解決のため長寿命化計画を策定する。
全体総括
下水道は、生活環境の改善、農業用排水路及び公共用水域の水質保全といった役割をもち、農村集落の若者の定住化には必要不可欠な施設である。しかし、厳しい財政状況の下では下水道整備は思うように進まないのが現状である。また、既に整備したストックを支える管理経費の増加、将来的な人口減少による使用料収入の減少は下水道経営を圧迫することが予見される。経営の安定化を図るために、下水道の受益者である住民等に対し、雨水公費汚水私費の費用負担の原則を理解していただき、接続率向上を図るとともに、適切な料金設定について検討していくことが必要である。また、事業計画についても住民との相互理解のもと協働しながら推進していく必要がある。当面は、合併浄化槽による汚水処理を補完的に進めていく。
経営状況
収支構造
総額3,175.8万円
総額3,175.8万円