地方財政ダッシュボード

福島県猪苗代町の財政状況(2011年度)

収録データの年度

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共有

地域の概況

人口の推移
歳入・歳出・形式収支の推移

普通会計の構造(2011年度)

目的別歳出
性質別歳出
歳入の内訳

財政比較分析表(2011年度)

財政力

近年、人口の減少や、長引く景気低迷による個人・法人関係の減収等により財政基盤の脆弱化が進み、0.40と類似団体平均を0.11ポイント下回っている。今後も、震災および原発事故の影響により税収の落ち込みが見込まれるため、なお一層の行財政改革を進めるとともに、総務省通知による定員適正化計画に基づく職員の削減(平成20年度から5年間で9.4%減)の実施、投資的経費においては必要性・緊急性・効果等から重点選別を徹底する。また、歳出の徹底的な見直しを行うとともに、町税の徴収率向上、インターネット公売の活用、受益者負担の適正化等による歳入確保等の取り組みを通じて、財政の健全化に努める。

財政力指数

財政構造の弾力性

平成19年度から実施している地方債の繰上償還による将来負担の抑制や、総務省通知による定員適正化計画に基づく職員数の削減(平成20年度から5年間で9.4%減)による人件費の抑制など、義務的経費の削減を進めた結果、今年度は類似団体平均を下回った。しかし一方で、歳入においては一般財源を交付税および臨時財政対策債に大きく依存する状態が続いているため、今後も継続して人件費の適正化を図るとともに、その他経常経費の削減、町税の徴収強化等の歳入確保に努め、比率の改善に努める。

経常収支比率

人件費・物件費等の状況

一人当たりの金額が類似団体平均を大きく上回っているのは、主に維持補修費を要因としており、除雪に要する経費が他の団体に比べて高いことによるものが大きい。また今年度は、東日本大震災および原発事故の発生にともなう経費の計上も大きな要因として挙げられる。今後は、職員のコスト意識の向上や行財政改革の推進により経費の削減に努めたい。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額

給与水準(国との比較)

類似団体平均より0.1ポイント低くなっているが、全国町村平均と比較すると0.9ポイント高くなっている。今後も、地方公務員制度改革等を踏まえながら、他の地方公共団体の状況等に留意する。なお、前年と比較し指数が大きく伸びたのは、国家公務員の時限的な(2年間)給与改定特例法による措置によるものである。

ラスパイレス指数

定員管理の状況

平成20年度を初年度とし、平成24年度までの5年間で総務省通知による定員適正化計画に基づき、退職者不補充、民間委託等の推進、事務事業の見直し、行政組織機構改革等により計画的な職員の削減を実施、最終年度には9.4%(18人)の削減を目標とし、より適正な定員管理に努めてきた。それにより平成23年度には、それまで類似団体平均を大きく上回っていたものがほぼ同水準にまで削減された。

人口1,000人当たり職員数

公債費負担の状況

類似団体と比較し2.6%上回っており、昨年度より1.4%減少した。主な要因は平成9年度から実施している亀ヶ城総合公園整備事業や下水道整備事業、債務負担行為による道路整備事業などであり、平成19・20年度には起債許可団体となっていたが、新規地方債の発行抑制等により18%を下回る状況となっている。今後も税収入額や普通交付税などの減少により、標準財政規模も減少することが予想されるため、大規模事業の抑制や実施時期の検討、繰上償還の実施等により、類似団体の水準となるよう努める。

実質公債費比率

将来負担の状況

類似団体と比較し29.9%上回っており、昨年度より22.2%減少した。主な要因は過疎対策事業、亀ヶ城総合公園整備事業、公営住宅建設事業、学校施設整備事業などである。今後も人口の減少が予想されることから、行財政改革を強力に推し進めるとともに、新規地方債の発行抑制、繰上償還の実施等により類似団体の水準となるよう努める。

将来負担比率

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2011年度)

人件費

類似団体平均と比較すると人件費にかかる経常収支比率はわずかながら下回っている。この要因としては、総務省通知による定員適正化計画に基づく職員の削減(平成20年度から5年間で9.4%減)の実施、ゴミ処理業務や消防業務を一部事務組合で行っていることが挙げられる。しかし一部事務組合の人件費に充てる負担金や公営企業会計の人件費に充てる繰出金といった費用を合計した場合、人口一人当たりの金額は類似団体と比べ大幅に上回っているため、今後はこれらも含めた経費について、抑制していく必要がある。

経常収支比率(人件費)

物件費

物件費に係る経常収支比率は、類似団体平均とほぼ同程度となっている。今後も予算ベースからの需用費等の経費削減の徹底、また事務事業について総点検を行い、類似事業を中心に必要性、効率性、緊急性を精査し、見直しを進めていく。

経常収支比率(物件費)

扶助費

扶助費にかかる経常収支比率は2.5%と類似団体平均を大きく下回っており、経常収支比率における割合はほぼ横ばいで推移しているが、決算額は年々上昇傾向にある。義務的性質でもあるため抑制には困難な面もあるが、歳出の適正化により今後の上昇傾向に歯止めをかけるよう努める。

経常収支比率(扶助費)

その他

その他として主に繰出金が挙げられるが、特に下水道事業にかかる負担が大きい。これは、整備に伴い借り入れた町債の償還に対する繰出金が大きく占めている。また、高齢化に伴い介護保険事業等への繰出金も今後増加すると見込まれている。繰出金の増加は財政状況悪化の大きな要因となるため、全ての特別会計において経費を節減するとともに受益者負担の適正化を図り、繰出金の抑制に努める。

経常収支比率(その他)

補助費等

補助費等にかかる経常収支比率は、一部事務組合や企業会計への負担金が、類似団体平均を上回る要因となっているものと考えられる。今後は、既設のものについてはその必要性・効果等を常に検討し、縮小及び廃止を図るなどの適正化を図る。また、補助金の適正化のため、毎年すべての補助金について町補助金適正化委員会で内容を審議することとする。

経常収支比率(補助費等)

公債費

人口一人当たりの決算額は、類似団体平均と比べ14.4%上回っている。主な要因は平成9年度から実施している亀ヶ城総合公園整備事業や下水道整備事業、債務負担行為による道路整備事業などである。一般会計の公債費のピークは平成18年度で今後は減少する傾向にあるが、下水道事業などの公営企業債の元利償還金に係る経費の増加が予想されるため、ここ数年は厳しい財政運営となることが予想される。このため、行財政改革を強力に推し進めるとともに、新規地方債の発行抑制、繰上償還の実施等により類似団体の水準となるよう努める。

経常収支比率(公債費)

公債費以外

公債費以外のものにかかる経常収支比率は、類似団体平均を1.3%下回っており、その割合もほぼ横ばいで推移している。今後も、行財政改革への更なる取り組みを通じて経常経費の削減に努め、比率の改善に努める。

経常収支比率(公債費以外)

実質収支比率等に係る経年分析(2011年度)

分析欄

平成23年度は財政調整基金に約1億5千万円の積立を行ったことにより、その残高は標準財政規模比18.61%(対前年度比3.44%の増)となった。平成20年度以降は、財政調整基金からの繰り入れも行っておらず、実質単年度収支もプラスに転じている。今後も、剰余金をできるだけ積み立てることに努め、財政調整基金残高の目安である標準財政規模の10%を常に維持していきたい。

実質収支額・比率,財政調整基金残高

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2011年度)

分析欄

平成23年度決算は、一般会計の実質収支額が362,821千円、国民健康保険特別会計は107,228千円、介護保険特別会計は8,127千円、後期高齢者医療特別会計は306千円の黒字となった。また、公営企業においては、水道事業が238,552千円、病院事業会計が15,788千円、公共下水道事業会計が15,711千円、特定環境保全公共下水道事業会計が3,978千円、農業集落排水事業会計が19,934千円、簡易水道事業会計が2,388千円の資金剰余額があり、連結実質赤字は発生しなかった。

連結実質収支(連結実質赤字比率)

実質公債費比率(分子)の構造(2011年度)

分析欄

平成23年度一般会計の元利償還金(繰上償還等控除後)は999,712千円で前年度より65,816千円減少した。また、公営企業債の元利償還金に対する繰入金は283,256千円で前年度より49,951千円の減少、組合等が起こした地方債の元利償還金に対する負担金等は44,153千円で前年度より509千円の減少、債務負担行為に基づく支出額は97,806千円で前年度より4,091千円の減少など、全ての数値において減少した。標準税収入額等の減少や、臨時財政対策債発行可能額、普通交付税の増加などにより標準財政規模が増加し、平成23年度の実質公債費比率(単年度)は13.3%となり、前年度より1.4%下回った。なお、実質公債費比率は過去3ヵ年の平均値を用いるため、平成23年度の実質公債費比率は14.9%となり、前年度より1.4%下回った。

実質公債費比率,公債費等

将来負担比率(分子)の構造(2011年度)

分析欄

将来負担額の主な内容は、一般会計等に係る地方債現在高が9,020,023千円(57.2%)、公営企業債等繰入見込額が5,081,335千円(32.2%)、退職手当負担見込額が1,496,655千円(9.5%)、債務負担行為に基づく支出予定額が136,362千円(0.9%)である。将来負担額から控除される充当可能基金は2,292,029千円、充当可能特定歳入(公営住宅使用料等)が705,662千円、基準財政需要額算入見込額(交付税措置額)が8,595,292千円である。その結果、平成23年度の将来負担比率は94.2%となった。

将来負担比率

よくある質問

このページで何が分かりますか?

福島県猪苗代町の2011年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

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