秋田県鹿角市:公共下水道の経営状況(2023年度)
秋田県鹿角市が所管する下水道事業「公共下水道」について、2023年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
収録データの年度
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経営比較分析表(2023年度)
経営の健全性・効率性について
下水道事業における経営の健全性及び効率性について、①の経常収支比率が100.03%となっており、過去4年間にわたり横ばいとなっていますが、一般会計からの補助金で調整しているためです。②の累積欠損金比率は、9.54%と前年度より悪化していますがこれは農業集落排水事業との間での資産の異動によるものであり、欠損金の早期解消が求められます。③の流動比率は、37.75%と類似団体平均より下回っており、流動資産である現金預金等の保有が流動負債と比較して少ない状況にあります。④の企業債残高対事業規模比率では類似団体平均を上回っているものの、今後は拡張工事が終了しているため改善に向かっていくものと考えます。⑤の経費回収率は74.97%となっており、使用料の改定により前年度より3.37ポイント改善されましたが、依然として使用料収入だけで経費を賄えていない状況にあります。⑥の汚水処理原価は、前年度と比較して約10円上昇していますが、これは、企業債の元金償還に充てた一般会計からの基準外繰入金が大幅に増加したためです。⑦の施設利用率及び⑧の水洗化率については類似団体平均よりも低くなっていることから、下水道接続が伸び悩んでいる状況により施設の規模が過大となっています。
老朽化の状況について
本市の下水道事業は間もなく供用開始後30年を迎えます。管渠については、老朽化は見られず更新の計画はありません。しかしながら、マンホールポンプやポンプ場の設備の一部では既に耐用年数を経過しているものもあり、修繕や交換時期に達しているものがあります。優先度を適切に把握し計画的な更新を行う必要があるため、今後は、維持管理に関する全体計画を策定し計画的に進めていく必要があります。また、①の有形固定資産減価償却率が低いのは令和2年度に地方公営企業法を適用したためであり、今後も上昇していくものと考えます。
全体総括
本市の下水道事業は健全性、効率性ともに十分であるとは言えず、一般会計からの補助金に頼った厳しい経営状況にあると言えます。これは、下水道の利用者が少ないことや人口密度の低さに比して施設の数が多いこと等の理由で、経費が掛かり増しになっていると考えられます。令和5年10月から約16.3%アップの使用料改定を実施しましたが、今後も使用量の減少が続く見込みであり、これに伴い使用料収入も減少していく見込みです。このため、4年ごとを目途に適切な使用料の検討を行っていく予定です。また、引き続き経費の削減に努めていきます。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
公共下水道の2023年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の鹿角市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。