事業・施設概要
| 都道府県 | 宮城県 | 経営主体 | 涌谷町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | Cc2 |
| 行政区域内人口 | 17,113人 | 現在処理区域内人口 | 6,897人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 4,186人 | 現在処理区域面積 | 257ha |
| 晴天時現在処理能力 | 3,400m³/日 | 下水管布設延長 | 40km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
当町の水洗化率は、類似団体に比して低水準である事は否めない。下水道供用開始以来、普及促進に努めているものの、近年の接続件数は微増の状況である。今後ともより一層の接続率向上を目指し、収益的収支比率の改善につなげたい。企業債残高対事業規模比率については、現状では類似団体に比して高水準であるが、今後は整備区域の見直しで新たな建設を凍結することで、徐々に改善することが見込まれる。高資本費対策として一般会計からの繰入金で賄っている部分もあるが、自主的な収益力を上げるために、接続率の向上と将来的な料金の改定を視野に入れ、経営の健全性を向上させたい。近年は、経営の効率化や処理場の管理方法の見直し等により汚水処理原価を低く抑え、経費回収率の増加に繋がっており、現状の施設利用率には十分な余力があるものの、今後とも安定的で効率的な事業運営を続けていく為の余力と捉えている。
老朽化の状況について
初期の供用開始から20年弱が経過しているが、特に老朽化による不具合は生じていないため、今後とも適切な点検・修繕等により、施設を維持していくことが必要である。
全体総括
下水道事業は、供用開始から20年弱であるが、建設事業は一段落し、安定的な経営に向けて転換期にある。そのため歳出については中期的な収支計画を策定し、処理施設の老朽化や長寿命化事業を念頭に、借入金元金を減らしながら建設事業費の平準化を図っていく必要がある。一方で歳入は高齢化や人口減少が進み、処理水量の減少による使用料収入の減収で経常収支比率の悪化が見込まれ、一般会計からの繰入金にも限界があることから十分な施設の管理コストが捻出できなくなる恐れがある。このことから、より一層の効率的な事業運営を図り、さらには料金改定も視野に入れていくことになる。
経営状況
収支構造
総額2.5億円
総額1.2億円