事業・施設概要
| 都道府県 | 宮城県 | 経営主体 | 山元町 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A7 | 行政区域内人口 | 12,019人 |
| 現在給水人口 | 11,902人 | 給水区域面積 | 6,458ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
経常収支比率は、毎年100%(平均値)を超え、累積欠損金比率は発生していないため、本町の経営状況は良好である。また、料金回収率は100%を超え、給水に係る費用を給水収益で賄うことができている。一方、流動比率は平均値を大きく下回っていることから、事業計画を見直しつつ、今後の事業の財源となる企業債借入については十分な精査が必要になる。本町の給水原価は平均値を上回っている。これは、集落が町内に広く点在し、配水管の使用効率が非常に悪く、維持管理に係る費用が多額であることが要因の一つである。更に、大口需要者が少ないことから水道料金は全国的に見ても非常に高料金である。収益確保のための料金改定は住民の負担となるため、困難である。今後も人口需要に見合った事業運営を目指すとともに、資本費・原価等のコスト削減に取り組み、現料金体系を崩さず運営を行っていく。施設利用率は、平均値を上回り、有収率については福島県沖を震源とする地震で漏水が多発したことが影響し、大幅に減少した。今後は、地震によって被災した水道管の修理を迅速に行うとともに、漏水調査を重点的に実施し、有収率の向上に努めていく。
老朽化の状況について
有形固定資産減価償却率は、年々増加傾向で推移し、今後老朽化した施設等の更新により更に償却率は増加するものと見込まれる。管路経年化率は平均値を下回っているが、老朽化した管路等は数多く点在しているため、管路更新率は更新事業により増加傾向になると見込まれる。
全体総括
経営の健全性については、継続的に黒字を計上するなど健全な財務状況を維持している。しかし、給水人口の減少や更新等に係る費用の増加等により、経営環境が厳しさを増す見込みである。今後は、更なるコスト削減を図るとともに、効果的で効率的な経営に努めていく。
経営状況
収支構造
総額4.3億円
総額3.7億円