事業・施設概要
| 都道府県 | 宮城県 | 経営主体 | 角田市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | F2 |
| 行政区域内人口 | 26,249人 | 現在処理区域内人口 | 1,222人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 1,018人 | 現在処理区域面積 | 110ha |
| 晴天時現在処理能力 | 640m³/日 | 下水管布設延長 | 18km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率:90.9%であり100%を下回っている。他会計補助金の減少や今後の人口減少に伴う収益減が見込まれることから、経費削減等により維持に努める。②累積欠損金比率:54.4%であり、他会計補助金などの影響が大きく、収支改善により累積欠損の解消を要する。③流動比率:31.6%であり、類似団体平均と比較しても低い。現預金は少ないが、企業債償還金があるためである。当面は一般会計繰入金により、資金不足に陥らないようにする必要がある。④企業債残高対事業規模比率:使用料収入の減少と、地方債現在高に対して一般会計負担の償還額が減少したため比率が高い。費用の抑制と収入の確保が課題となる。⑤経費回収率:30%であり、類似団体平均を下回るが、今後も人口減少に伴う収益減が見込まれ、施設修繕費等も増加していることから、引き続き経費削減等に努め、適切な料金設定についても検討する。⑥汚水処理原価:539.1円であり、類似団体平均を上回っている。改善のため、有収水量の維持に努め、引き続き費用の抑制を図っていく。⑦施設利用率:43.1%と、類似団体平均と比較して低い。当該施設は高齢者世帯の多い地域にあり、流出人口等が多く、新規接続は少ない。今後も大幅な向上は見込めない。⑧水洗化率:83.3%であり、類似団体平均と比較して低い。高齢者世帯が多い地域であるため、今後も大幅な向上は見込めない。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率:17.1%と、類似団体平均との比較においても低くなっているが、令和2年度から法適用したため、法適用前の減価償却累計額を記載していないためである。②管渠老朽化率:未だ標準耐用年数50年を経過していないため0%である。③管渠改善率:未だ標準耐用年数50年を経過していないため0%である。なお、過去に市内2か所に設けた農業集落排水処理施設のうち、一部管渠の改築が必要となり、改築工事を行った。
全体総括
当市の農業集落排水事業は公共下水道事業と併せて令和2年4月1日に公営企業会計へ移行した。市内2箇所に設けた農業集落排水処理施設は、共に今後人口減少の影響を受けることが予想される地域にあり、水洗化率を維持し有収水量を確保することが課題である。今後は次年度からの新しい経営戦略に基づく適正な料金設定及び当該施設の機能診断・最適化整備の構想により老朽化した処理施設の計画的な更新を行い、適切な維持管理に努めていく。
経営状況
収支構造
総額9,392.9万円
総額1.0億円