宮城県石巻市:石巻市立病院の経営状況(2023年度)
宮城県石巻市が所管する病院事業「石巻市立病院」について、2023年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
石巻市
石巻市立病院
石巻市立雄勝病院
石巻市立牡鹿病院
公共下水道
特定環境保全公共下水道
農業集落排水
漁業集落排水
特定地域生活排水処理
収録データの年度
2024年度2023年度2022年度2021年度2020年度2019年度2018年度2017年度2016年度
経営比較分析表(2023年度)
地域において担っている役割
石巻赤十字病院をはじめとした二次、三次医療機関との連携を前提に、必要な急性期機能を有した上で、回復期、慢性期及び在宅医療等に取り組み、石巻圏域における「切れ目のない医療提供体制」の一端を担っており、今後は介護施設、在宅医療、療養病床からの急変患者(サブアキュート)の受入体制及び急性期後の患者受入(ポストアキュート)の強化等を図っていく。
経営の健全性・効率性について
経常収支比率が7.1ポイント減となった原因としては、光熱水費をはじめ、薬品費・診療材料費の高騰など、経費削減に努めたが大幅な削減とはならず、加えて、新型コロナウイルス感染症関連の補助金が大幅に減少したことが影響した結果、経常収益は赤字となり、経常収支比率も100%を割り込んだものである。しかし、令和2年度より開始した経営改善プロジェクトの取組の中で、患者受け入れ体制やベッドコントロール方法の見直しを行った結果、患者数は増加し、病床利用率についても7.4ポイント増加となり、医業収益の増加につながった。医業収益の増加に伴い、医業収支比率が前年度に比べ3.5ポイント増となったものの、依然として低水準にあり、健全な経営には至っていないことから、効率的な収入の確保や費用の削減に努め、更なる経営改善を図っていく必要がある。累積欠損金比率は東日本大震災により被災した旧病院の起債を一般会計に移管したため大幅に減となっているが、今後も解消に向けた経営改善が求められている。
老朽化の状況について
器械備品減価償却率が高くなってきているのは、現病院開院に当たって購入した医療器械備品が、償却期間の終了を迎えたものが多くなっているためで、劣化等による修繕や更新が必要になってきている。医療機器・備品整備費用の適正化のために医療機器等整備及び物品購入管理専門部会による検討、精査を実施していく。1床当たり有形固定資産が平均値を大きく上回っている要因としては、東日本大震災以降の復旧・復興事業が本格化する時期において、全国的な建設資材の不足による価格高騰や、技術者、作業員など人手不足に伴う労務費高騰により、病院建設事業費が増嵩したことが大きく影響しているものと思われる。
全体総括
収支改善・収入確保に係る取組として、引き続き入院受入基準の順守及び徹底したベッドコントロールの実施により、病床利用率の向上に努めるほか、適正な診療報酬の確保に努める。経費削減については、材料費・経費削減対策として、医療材料費等のベンチマーク分析を実施、分析結果を活用しコスト削減に向けた取組を推進していく。また、臨時的収入に依存しない中で、しっかりと収支の均衡がとれた病院経営のため、徹底した収入の確保と経費の節減が必要である。令和5年度末に策定した「公立病院経営強化プラン」を基に計画的に経営改善を実行していくとともに、質の高い医療の提供に努め、経営の健全化及び安定化を図っていく。
出典:
経営比較分析表
,
よくある質問
このページで何が分かりますか?
石巻市立病院の2023年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の石巻市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。