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岩手県普代村:漁業集落排水の経営状況(2014年度)

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収録データの年度

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経営比較分析表(2014年度)

収益的収支比率

企業債残高対事業規模比率

経費回収率

汚水処理原価

施設利用率

水洗化率

経営の健全性・効率性について

収益的収支比率をみれば、56.04%となっており、単年度収支が黒字である100%以上とはなっていないが、高い数値となっている。経費回収率・施設利用率をみても、全国・類似団体の平均よりも高い数値となっており、今後においても高い収益性に努めるものである。本村の漁業集落排水事業は、処理戸数・人口別加入率とも100%の加入率であり、今後においても、処理区域内戸数・人口とも100%の加入率となるよう努める。また、平成29年4月に予定されている消費税のアップに合わせて使用料の見直しの検討を行うとともに、経営の健全化と効率的な経営のあり方について不断の見直しを行いながら、健全経営に努める。

管渠改善率

老朽化の状況について

本村の漁業集落排水施設は平成4年度から太田名部地区に整備を進め、平成13年7月に供用開始となっている。平成23年3月11日に発生した東日本大震災大津波により処理施設が一部損壊したが、災害復旧事業の実施により復旧し以後故障も無く順調に稼働している。今後においては、計画的な機器類の更新を行いながら万全な維持管理に努める。

全体総括

下水道対策は、生活環境面はもとより産業振興面からも重要であり、本村唯一の集合処理施設である漁業集落排水施設は、日常生活や産業活動に欠くことのできない施設であり、自然保護・観光・産業経済の面からも水質保全の責任は重大であります。今後は、集合処理施設の検討も行いながら、合併処理浄化槽の計画的な設置について、継続・実施してまいります。また、漁業集落排水施設使用料のみでの経営は成り立たない状況となっているが、下水道事業の重要性からも、一般会計からの繰入を継続しながら経営の健全化・効率的な経営に努める。

出典: 経営比較分析表,

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