事業・施設概要
| 都道府県 | 岩手県 | 経営主体 | 大槌町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 漁業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | H3 |
| 行政区域内人口 | 12,176人 | 現在処理区域内人口 | 2,318人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 1,054人 | 現在処理区域面積 | 76ha |
| 晴天時現在処理能力 | 720m³/日 | 下水管布設延長 | 19km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
平成23年3月発生の東北地方太平洋沖地震に伴う津波により、大槌町の下水道施設は甚大な被害を受けた。被災後、下水道接続件数の著しい現象に伴い、下水道使用料収入も大幅に減少した。今後、復興事業の進捗に伴う下水道接続件数の増は見込まれるが、現状の下水道使用料金体系のままでは、汚水処理に要する経費や起債償還経費等を下水道使用料で賄うことは不可能である。今後も復興事業の進捗による収支バランスの変化を見据えながら、適正な下水道使用料金体系や効率的な運営手法について検討していく必要があると考える。
老朽化の状況について
被災により大半の管渠が被害を受け、管渠台帳も流失したことにより、具体的な資産の把握が不可能な状況である。災害復旧事業により復旧された管渠の他は復興事業により再整備されるものが大半であることから、平成28年度より実施予定である固定資産調査業務に併せ、新たな資産台帳を整備し具体的な資産状況の把握に努めていく考えである。被災した排水処理施設の設備については、災害復旧事業により復旧、設備更新を行った。また、管渠と同様、資産台帳の整備を実施し、被災しなかった設備については、長寿命化計画により計画的に設備更新を実施していく。
全体総括
面整備の終了に伴い、新築される方が下水道に接続される件数が増加傾向にあり、今後収支のバランスが大きく変化していくことが見込まれる。状況の変化を敏感に把握し、復興後の大槌町の下水道事業が安定した経営を展開できるよう模索していく。また、被災した資産とそこから復旧した資産、現在整備している資産を的確に把握し、効率的な事業を展開することが重要である。
経営状況
収支構造
総額5,362.7万円
総額3,704.1万円