事業・施設概要
| 都道府県 | 青森県 | 経営主体 | 東北町 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A6 | 行政区域内人口 | 16,789人 |
| 現在給水人口 | 16,514人 | 給水区域面積 | 15,216ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
今後も減少が予想される前年比99%の給水人口は、給水収益の減に直結される。これに反し老朽化する施設の維持更新費用は増加する見込みであるため、黒字決算の継続が必須であり、料金形態の大幅な見直しが迫られている。短期的な債務に対する支払い能力を示す流動比率は100%を超えているが、今後、建設改良費の工事費増による企業債借入額増加のため流動負債は増加すると予想される。令和3年度末起債残高は2,108,967千円と給水収益の6倍強であり、投資規模に対し給水収益が低い状態である。100%を求められる料金回収率については、87.89%であり、給水に係る費用が給水収益で賄えていないことが示されている。給水原価は198.50円と類似団体平均値を上回り、投資の効率化や維持管理費の削減等の経営改善が必要である。有収率においても、類似団体の平均値を下回っており、改善に向けた老朽管、老朽設備の改良が喫緊の課題である。
老朽化の状況について
令和3年度末の減価償却率は53.36%で類似団体平均値、及び全国平均値を上回っている。当水道事業が保有する水道施設(管路・構造物・設備)は竣工当初の施設が多くを占めており、今後、財源確保の対策を講じた上で、耐用年数及び現状を踏まえた更新需要を適切に把握し、水道施設の計画的な更新が急務である。
全体総括
全体的な設備の老朽化に起因した有収率の低下、増大する修繕費により利益が上がりにくい状況にある。令和5年度には重要度・優先度・老朽度に応じた更新需要、施設規模の適正化及び適切な料金設定に基づいた経営戦略の改定を実施し、効率的な業務体系の整備を念頭にした事業展開が必要である。
経営状況
収支構造
総額4.5億円
総額4.2億円