事業・施設概要
| 都道府県 | 青森県 | 経営主体 | 青森市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | F2 |
| 行政区域内人口 | 276,339人 | 現在処理区域内人口 | 6,260人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 5,360人 | 現在処理区域面積 | 564ha |
| 晴天時現在処理能力 | 2,822m³/日 | 下水管布設延長 | 65km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
【健全性】「①経常収支比率」は100%を上回っており、単年度収支は黒字となっていますが、「⑤経費回収率」が100%を下回っているため、農業集落排水施設使用料以外の財源で汚水処理費を負担している状況であり、更なる経費削減など、経営の健全性の確保に努めていく必要があります。「②累積欠損金比率」の発生については、公営企業会計移行時に計上する特別損失の影響により、当年度末未処理欠損金が生じたことによるものであり、次年度以降は改善される見込みとなっています。「③流動比率」は類似団体平均及び全国平均よりも低く、「④企業債残高対事業規模比率」は類似団体平均及び全国平均よりも高い水準となっています。いずれも企業債元金償還金が多額になっていることが原因となっていることから、今後、より計画的な企業債発行に努めていく必要があります。【効率性】「⑥汚水処理原価」は類似団体平均及び全国平均よりも低い水準となっており、これは処理区全体が分流式で整備されているため有収水量割合が高く、汚水処理費が割安になることがその原因となっています。「⑦施設利用率」は類似団体平均及び全国平均よりも低く、人口減少・節水機器の普及等による汚水量の減少が原因と考えられるため、今後はより計画的な管渠整備、水洗化普及活動等の「⑧水洗化率」の向上に向けた取組を行っていきます。
老朽化の状況について
「①有形固定資産減価償却率」は類似団体平均及び全国平均を下回っています。これは公営企業会計移行時において、資産取得時から法適用の日の前日までに減価償却が行われてきたものとみなし、取得価額から減価償却累計額相当分を控除して帳簿価額を算出した影響であり、前年度末までの減価償却累計額が少くなることから、有形固定資産減価償却率は低くなっています。「②管渠老朽化率」及び「③管渠改善率」は0%となっています。本市の農業集落排水事業の供用開始は平成7年と比較的新しいため、法定耐用年数を超えた管渠延長が無いためです。
全体総括
本市の農業集落排水事業は、令和2年度から企業会計に移行し、移行初年度において計上される退職手当引当金、貸倒引当金等の特別損失により、経営の健全性・効率性を示す指標の一部が一時的に悪化しましたが、令和3年度には改善する予定です。企業会計に移行し、これまで以上に、自立性の高い経営が求められるなか、厳しい財政状況ではありますが、適正な汚水排除・処理機能の確保により、公共用水域の水質を保全し、衛生的な生活環境を確保していくため、各種事業について計画的かつ効率的に進めてまいります。
経営状況
収支構造
総額3.9億円
総額3.8億円