北海道弟子屈町:公共下水道の経営状況(2023年度)
北海道弟子屈町が所管する下水道事業「公共下水道」について、2023年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
収録データの年度
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経営比較分析表(2023年度)
経営の健全性・効率性について
公共下水道事業の経営の健全性は、収益的収支比率は65%前後を推移しており健全とは言い難い状況です。その主な原因としては費用の多さ、特に建設費の借入に対する元金償還金額が類似団体平均を上回っていることに起因していると思われます。償還金については順調に減少しておりますが、今後処理場の機器更新と耐震補強のため、更なる借入を行う影響で減少幅が鈍化すると思われます。そのため、健全性はここ数年は上向きでしたが、更新・耐震工事に伴う借入で、健全性の悪化が懸念されます。また、財政面では一般会計繰入金に依存している状況に変わりなく、今後予想される人口減少に伴い下水道事業のみならず、一般会計も更に厳しい財政状況になることが考えられることから、下水道使用料の見直しも視野に入れて長期的な計画を元に事業運営を行う必要があります。効率性については、汚水処理原価が高く、経費回収率が悪い状況です。原因としては、こちらも建設費に係る起債償還に起因するものと思われます。経費回収率についても使用料で賄うべき費用を約半分しか賄えていない状況で、主な原因は公費負担分以外の起債償還となっております。施設利用率については、80%を超え平均より高くなっており、適切な施設規模と考えられますが、有収率が80%で流入水に不明水が含まれていることが考えられるため、不明水調査を実施する必要があると考えられます。
老朽化の状況について
老朽化につきましては、当町の下水道供用開始から二十数年経過しております。下水道管渠の標準耐用年数は50年で経過年数は問題ないですが、近年、全国で下水道管の老朽化による破損事故が発生していることから、管渠の劣化状況を把握するため、管渠内調査を計画しております。処理場について、機械設備及び電気設備の更新時期を迎えており、ストックマネジメント計画に基づく実施設計と更新工事を耐震補強と併せて計画しております。今後は2回目の処理場機械設備更新時期と管渠更新時期が被ることが想定されるため、計画的な更新事業を行う必要があります。
全体総括
現在の弟子屈町下水道事業の経営状況を示す指標は、全国の類似団体平均と比較すると悪い状態となっております。今後の主な事業の見通しとしては、管渠の整備が終了したので、処理場機械設備及び電機設備の更新と耐震補強を行います。そのため、ここ数年経営の健全性が改善傾向でしたが、更新事業に係る借入により悪化することが懸念されているため、財政状況を考慮し単年度に偏らず計画的な更新を行う必要があると思われます。一般会計からの繰入金も多額となっており、今以上に増やせない状況となっておりますので、経費の見直しや水洗化率の向上等の対策を行い、料金改定を視野に入れて下水道事業を運営していく必要があります。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
公共下水道の2023年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の弟子屈町リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。