事業・施設概要
| 都道府県 | 北海道 | 経営主体 | 士幌町 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 簡易水道事業 | 会計適用区分 | 法非適用 |
| 類似団体区分 | D2 | 行政区域内人口 | 6,361人 |
| 現在給水人口 | 6,337人 | 給水区域面積 | 18,710ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
士幌町は、良質な地下水を水源としていることから、滅菌設備以外の浄水施設や設備を有していない。建設施設が少なく設備投資が抑制されていることから、類似団体と比べ、⑥給水原価が低く抑えられ⑤料金回収率も高い傾向がある。これらに伴い、①収益収支比率も必然的に改善高くなっている。士幌町は、農業が主要産業であり、町面積の大半は大規模畑作及び畜産を営む農地である。このことから、水道施設の整備や改修を実施する際は、農業政策と併せた形で水道事業を展開することが可能となり④企業債残高を抑制している。もう一つの特徴として、農業規模の大規模化に伴い水需要は依然として高い。水量不足を改善するため、近年水道施設の整備を実施したため漏水量が減少し⑧有収率が改善された。⑦施設利用率も水需要が堅調であることから比較的高い。
老朽化の状況について
士幌町には、6箇所の浄水場、33の配水池、約350Kmの水道管がある。平成10~20年度にかけて、農業用水の確保に向けた水道事業を実施したため、老朽化した施設や管路の約4割を改修した。現在は、残る老朽施設の更新を図るべく市街地を含む区域の着工を目指している。③管路更新率が低い理由は、調査期間が事業の準備期間と重なるためである。今後も継続的に老朽施設の更新を図っていく。
全体総括
士幌町は、前述のとおり設備投資が過度にならなかったため、経営分析では類似団体を上回っている。しかし、今後も老朽施設の更新が必要であることから、現在計画している市街地改修事業が完了した後は、起債残高が大幅に増え経営を圧迫し始める。永続的な事業継続を図るためには、料金の改定をはじめとする抜本的な改革を要する。
経営状況
収支構造
総額1.9億円
総額1.2億円