北海道中富良野町の財政状況(2010年度)
収録データの年度
財政比較分析表(2010年度)
財政力
人口の減少や高齢者の増加などにより、0.20(対前年度比同率)と類似団体平均値を下回っている。平成23年度からスタートする「第5期なかふらのまちづくり総合計画」を基本に、今後は、事務事業の見直し・補助金等整理合理化・職員の定員管理等、限られた財源のなか、徹底した費用対策効果の見直しと経費の削減に努め、財政の健全化を図る。
財政構造の弾力性
類似団体平均値を下回っている。公債費の元利償還金がピークを過ぎたため、比率は75.6%(対前年度比5.4ポイント減少)と減少傾向にある。引き続き、人件費の抑制・義務的経費の削減に努め、現在の水準を維持する。
人件費・物件費等の状況
人口一人当たりの金額は類似団体平均を下回っている。今後、民間で実施可能な部分については指定管理者制度の導入などにより委託化を検討し、長期継続契約などでコスト削減を図っていく。
給与水準(国との比較)
以前より人事院勧告に基づき給与を削減してきている。ラスパイレス指数は96.7%(対前年度比1.3ポイント減少)となっている。今後も人事院勧告に準じ給与の適正化に努めていく。
定員管理の状況
過去から新規採用抑制策・機構改革の実施等により、類似団体平均値を下回っている。今後も定員適正化計画に基づき、定年退職者の不補充等により職員数を抑制し、より適切な定員管理に努める。
公債費負担の状況
「第4期なかふらのまちづくり総合計画」のもと、大型建設事業については取捨選択し、適切な事業実施等により14.6%(対前年度比1.7%減少)となっている。今後の元利償還金は平成19年度がピークであり、実質公債費比率は減少に転ずると見込まれるが、臨時財政対策債などの起債償還開始の影響や平成23年度からスタートする「第5期なかふらのまちづくり総合計画」に基づく公債費負担の影響により、数値が上昇することも考えられるため、引き続き財政負担の適正化に努めていく。
将来負担の状況
主に標準財政規模の増加、公債費負担の減少、充当可能財源等の増加などにより、39.5%(対前年度比37.7%減少)と大幅な減少となっている。今後は、「第5期まちづくり総合計画」で予定している大規模ハード事業の公債費の状況や充当可能基金・退職手当支給予定額の状況等を十分に見極め、将来の財政負担の適正化に努めていく。
経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2010年度)
人件費
類似団体平均値と比較すると、人件費にかかる経常収支比率は低くなっており、対前年度比率は0.5%減少している。退職者不補充(新規採用は退職者の2分の1以内)による職員数の減など、行政改革への取り組みを通じて人件費の削減に努めている。
物件費
類似団体平均値と比較すると、物件費にかかる経常収支比率は低くなっており、対前年度比率は0.8%減少している。今後も行政改革の取り組みを通じて義務的経費の削減に努めていく。
扶助費
類似団体平均値と比較すると、扶助費にかかる経常収支比率は高くなっており、対前年度並みとなっている。要因としては医療給付費・介護給付費等の社会保障費の増加が影響している。
その他
類似団体平均値と比較すると、その他経費にかかる経常収支比率は低くなっており、対前年度比率は0.2%減少している。
補助費等
類似団体平均値と比較すると、補助費等にかかる経常収支比率は低くなっており、対前年度比率は1.6%減少している。今後も行政改革への取り組みとして、各種団体に対する補助金の見直し等を継続して行っていく必要がある。
公債費
類似団体平均値と比較すると、公債費にかかる経常収支比率は高くなっており、対前年度比率は2.3%減少している。元利償還金は平成19年度がピークであり、今後も減少傾向にあると見込まれる。しかし、全国平均と比較し数値が高いことや、臨時財政対策債などの起債償還開始の影響や平成23年度からスタートする「第5期なかふらのまちづくり総合計画」に基づく公債費負担の影響により、数値が上昇することも考えられるため、今後しっかりと見極めていく必要がある。
公債費以外
類似団体平均値と比較すると、公債費以外にかかる経常収支比率は低くなっており、対前年度比率は3.1%減少している。
実質収支比率等に係る経年分析(2010年度)
分析欄
前年度に比べ、「財政調整基金残高」が0.56%増加しているが、「実質収支額」が0.17%の減少、「実質単年度収支」が1.96%の減少となっており、基金現在残高、公債費現在残高や単年度収支の状況等を十分に把握していく必要がある。
連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2010年度)
分析欄
平成22年度は、赤字となった特別会計は「こぶし苑事業特別会計」のみとなったが、前年度に比べ、全体的に黒字額も減少にあった。各特別会計を連結した決算状況は問題ないが、今後も社会保障費の増加が見込まれる福祉関連の特別会計、「第5期まちづくり総合計画」において大規模ハード事業を抱える水道関連の特別会計や町立病院事業会計の決算状況・運営状況を十分に把握するよう努めていくことが必要である。
実質公債費比率(分子)の構造(2010年度)
分析欄
実質公債費比率の減少要因としては、元利償還金額、公営企業地方債充当繰入金の減少、普通交付税、臨時財政対策債の増加などが挙げられる。単年度では、H19年度が17.91774%、H20年度が16.86937%、H21年度が14.14249%、H22年度が13.03835%と減少傾向にあり、今後も減少していく見込み。また、3ケ年平均では、今年度14.6%で前年度対比1.7%減となり、今後も減少していく見込みとなっているが、数値が上昇することも考えられるため、引き続き財政負担の適正化に努めていく。
将来負担比率(分子)の構造(2010年度)
分析欄
将来負担比率の減少要因としては、将来負担額の(地方債現在高・債務負担行為に基づく支出予定額・組合等負担等見込額・退職手当負担見込額」の減、充当可能財源等(充当可能基金等)の増、標準財政規模の増、歳入公債費等額の減などが挙げられる。要素すべてにおいて将来負担比率が減少する要因となっており、地方債現在高の状況から今後も減少していく見込みとなっているが、今後の財政状況等を十分に見極め、将来の財政負担の適正化に努めていく。
よくある質問
このページで何が分かりますか?
北海道中富良野町の2010年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。
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