事業・施設概要
| 都道府県 | 北海道 | 経営主体 | 恵庭市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 個別排水処理 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | L2 |
| 行政区域内人口 | 69,900人 | 現在処理区域内人口 | 992人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 992人 | 現在処理区域面積 | 10ha |
| 晴天時現在処理能力 | 381m³/日 | 下水管布設延長 | 0km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
(1)健全性について経常収支比率及び経費回収率が100%未満であり、累積欠損金も発生しているため、単体で見ると健全とは言えない状況が続いています。また、経費回収率は58.9%であるのに対し、経常収支比率が94.7%と一般会計に依存していることがわかります。一方で、流動比率は200%を超える水準であり、短期的な返済能力を有していると考えられます。このように、個別排水処理事業は単体では経営効率が低くなっていますが、公平な市民生活を確保するために政策的に個別排水の下水道使用料を公共下水道と同じ水準にしています。そのため、公共下水道と一体的に管理し、設備維持、運営体制を定期的に検証していく必要があります。なお、下水道事業全体としては経常収支比率100%を超えています。(2)効率性について統計上の浄化槽処理能力を定め、H27決算統計から算定を開始しました。施設利用率は全国平均を下回っており、さらに利用を推進したいところではありますが、少人数世帯化や節水型設備の普及などが反映されているものと想定されます。今後については、より一層、将来を見据えた適正規模の浄化槽整備に心がける必要があるものと考えます。
老朽化の状況について
平成10年度から事業を開始し、現在314基の設置が完了しています。保守点検結果により、修繕対応はしておりますが、経過年数が長い施設は、部品型式が変更になるなど、更新工事が必要な状況にもなっております。合併処理浄化槽の機械設備の耐用年数である15年を経過する施設が120基(38%)となっていることもあるので、計画的な修繕や更新が必要となっています。
全体総括
公共下水道を補完する形で整備が進められる個別排水処理施設は、下水道事業会計全体に与える影響は小さいものの、経営の健全性及び効率性に課題を残しているため、市民が納得できるような形での維持・改善を図りたいと考えます。また、個別排水処理施設整備事業についても公共下水道事業と合わせて平成30年5月に策定した経営戦略の内容、及び平成30年度に実施した経営効率化推進調査結果を踏まえ、健全な事業運営を図る必要があります。
経営状況
収支構造
総額3,803.2万円
総額4,014.8万円