経営の健全性・効率性について
【過去の数値について】④の平成29年度の数値は「0.00」が正しい。【平成30年度決算状況】当事業区域はすでに整備が完了しており、新規接続者の大幅な増加が見込めず、⑦施設利用率及び⑧水洗化率は横ばいで推移している。このため、使用料単価の見直しを行うか、経費の大幅な節減を図らなければ、⑤経費回収率にも大きな変動は起こらない。また、①収益的収支比率及び⑤経費回収率が100%に満たない不足分に関しては、一般会計繰入金により補填されている。
老朽化の状況について
当事業は平成12年度より整備を開始し、平成17年度より供用を開始した。このため、管渠施設及び処理場設備が比較的新しく、老朽化は維持管理上の大きな問題とはなっていない。
全体総括
現時点で新規の投資は予定されておらず、大規模な修繕・改築も喫緊の課題ではない。このため、当面は維持管理費と使用料収入との乖離を是正することを目標として、経営を進める必要がある。これを踏まえ、令和元年度に使用料の改定を行った。併せて、平成31年4月より企業会計へ移行したため、これらの結果を踏まえ、改めて中期的な経営についての計画を策定する予定である。