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地方財政ダッシュボード

千葉県松戸市の財政状況(2013年度)

🏠松戸市

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収録データの年度

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総括表

人口の推移

財政比較分析表(2013年度)

財政力指数の分析欄

歳入では、個人・法人市民税が減少したものの固定資産税等の増加により前年を大きく上回った。歳出では、人件費及び公債費については前年に引き続き削減が進んだが、扶助費については生活保護費の伸びは鈍化傾向は見られるものの、保育等子育て支援関連の伸びが顕著となっているため、財政力指数は前年比を下回った。

経常収支比率の分析欄

扶助費の伸びはあったものの、人件費、公債費の大幅な削減により経常経費が減少し、経常経費充当一般財源については、市税収入等の増により増加したことから、前年比1.4ポイントの改善となった。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

人件費については退職者の減により、退職手当が前年比15.6%の大幅な削減となり、人件費全体では8億5000万円の削減を達成した。物件費においても、委託等の見直しにより、0.5%を削減し更なる抑制が図られた。

ラスパイレス指数の分析欄

ラスパイレス指数については比較的高い数値になっていることから、適正化を図り、管理職への昇格抑制、給料表の見直しに取り組んでいる。本年度は平成26年3月31日で給与の独自カットが終了したため、微減に留まる結果となったが、引き続き適正化に努める。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

類似団体の平均値で比較するとここ3年間はほぼ同じ水準で推移しており、人口当たりの職員数は少ない数値を保っている。今後も継続的に適正な定員管理を努めていく。

実質公債費比率の分析欄

大型事業の償還が終了したことにより、公債費の減が継続している。今後も緊急度、市民ニーズに的確に対応した事業の選択と集中により、起債に依存しない財政運営に努める。

将来負担比率の分析欄

市債発行抑制を継続するとともに、基金積立の大幅な増により、前年から大幅に改善した。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2013年度)

人件費の分析欄

類似団体と比較して高くなっているが、市独自の削減策により改善してきている。今後も抑制に努めていく。

物件費の分析欄

歳出の削減に向けた全体的な委託事業見直しを実施しているが、アウトソーシング等の推進により、類似団体の伸びに連動するように前年比増となった。今後も見直しを継続し、削減に努める。

扶助費の分析欄

生活保護費の増加については鈍化傾向にあるものの、少子化対策、保育需要の高まりから、保育所費をはじめとして子育て支援関係の扶助費が増しているため、引き続き伸びている。

その他の分析欄

高齢化の進展により介護、後期高齢者医療への繰出金の伸びが続いている。

補助費等の分析欄

新規補助費等の抑制により、類似団体平均を大きく下回っており、今後も抑制に努める。

公債費の分析欄

大型事業の償還が終了し、新規起債の抑制により、減少傾向は続き、類似団体平均を下回っている。

公債費以外の分析欄

扶助費の伸び、物件費の微増はあったものの、人件費の大幅な減の影響により前年を下回った。

実質収支比率等に係る経年分析(2013年度)

分析欄

扶助費等歳出の増を、市税収入等の増により歳入の伸びが上回り、前年度を上回る実質収支となり、財政調整基金への積み増しにより標準財政規模比10%を達成した。また、扶助費等の伸びにより、標準財政規模を押し上げたことから、実質単年度収支は減少している。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2013年度)

分析欄

一般会計の実質収支は、引き続き増加しているが、減となる会計及び、標準財政規模の押し上げにより全会計としては微減となっている点を留意する。

実質公債費比率(分子)の構造(2013年度)

分析欄

大型事業の償還が終了したことにより、公債費の減が継続している。今後も緊急度、市民ニーズに的確に対応した事業の選択と集中により、起債に依存しない財政運営に努める。

将来負担比率(分子)の構造(2013年度)

分析欄

基金積立ての大幅な増の結果として、大幅に改善した。地方債現在高の増加に留意しつつ、今後も緊急度、市民ニーズに的確に対応した事業の選択と集中により、起債を極力抑制し、基金残高の確保により安定的な比率の確保に努める。

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,