経営の健全性・効率性について
この事業は供用開始後6年目の事業であるため、地方債残高も多く、水洗化率もあまり高くはないため全体的に低水準となっている。全体の4割は未加入であるため、今後未加入が加入すれば全体的に良い方向に進むと思われる。だが、高齢者世帯及び単身世帯等の後継者のいない世帯が多いことから人口減少が進むと予想される。
老朽化の状況について
供用開始後6年目なので処理場、マンホールポンプ、管路共に当分メンテナンスの必要ないと考えられる。
全体総括
供用開始後6年目であるため処理区内の4割は未加入であるため、経営の健全性、効率性の向上の余地はまだ残されている。施設利用率も年間全体では低い数値であるが大型連休等の一日当たりの汚水処理量も少なくないので地域特性に合った設備投資であったと考えられる。課題としては、将来のメンテナンス費の確保であり、未加入者について早期の加入を図り財源確保に努めていきたい。