収益等の状況について
①収益的収支比率はH26年以降100%を超えているが、②他会計補助金比率が50%超となっており、他会計への依存により収支を保っている。また、⑥売上高GOP比率は毎期マイナス、⑦EBITDAも類似施設平均値を大きく下回っている。要因としては、設備修繕による経費掛かり増しのほか、⑤売上高人件費比率が70%台となっていることから、人件費の収益圧迫が大きく、収益性は非常に低い。
資産等の状況について
⑨施設の資産価値は503,785千円に対し、⑩設備投資見込額は64,980千円であることから、資産全体の価値は相応にあると思料する。
利用の状況について
分析データがないため未記載。
全体総括
当施設はH30.4.1付けで民間譲渡が決定してる施設である。隣接する「雄川荘」とともに一体的に譲渡する予定であることから、民間事業者の経営ノウハウを最大限に活用したサービスの向上や新たな誘客施策の実施により、これまで以上に地域活性化に資する施設運営の実現を期待している。