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鹿児島県大和村:農業集落排水の経営状況(2019年度)

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収録データの年度

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経営比較分析表(2019年度)

収益的収支比率

企業債残高対事業規模比率

経費回収率

汚水処理原価

施設利用率

水洗化率

経営の健全性・効率性について

①収益的収支比率については前年度より4.4ポイント減少している。要因としては,前年度に対し,使用料収入は増加,地方債償還金は減少しているが,一般会計繰入金が減少しているためである。今後は,使用料収入は増加見込みだが,地方債償還金も増加見込みのため,引き続き接続可能世帯への加入促進を図っていきたい。④企業債残高対事業規模比率については現在も整備事業を行っているため,地方債については,増加する見込みであり,今後は整備が完了した地区については加入促進を図り,使用料収入増加に努めたい。⑤経費回収率については前年度より7.76ポイント増加している。要因としては,下水道使用料の増加及び汚水処理費が減少しているためである。今後も下水道使用料は増加見込みのため,引き続き接続可能世帯への加入促進を図っていきたい。⑥汚水処理原価については前年度より約39円減少している。要因としては,加入世帯が増え有収水量が増加したためである。引き続き接続世帯への加入促進を図り,有収水量の増加に努めたい。⑦施設利用率については前年度より5.49ポイント増加している。要因としては,接続世帯が増加しているためである。今後も接続世帯は増加する見込みである。⑧水洗化率については今後も接続世帯は増加見込みのため,引き続き加入促進を図っていきたい。

管渠改善率

老朽化の状況について

令和3年度から4ヶ年計画により新規機能更新整備を行う予定であり,事業内容については,1処理区の処理施設及びポンプ施設等の設備更新等を実施予定である。

全体総括

現在も一部の地区については整備が継続中であり,地方債償還金の返済額も今後増加する見込みである。今後も引き続き整備が完了し,接続が可能となった世帯への加入促進を図り,使用料収入の増加に努めたい。また,整備が完了している地区については,人口減少による使用料収入の減少や維持管理費の増加も懸念されるため,今後は施設規模の見直しも含め,長期的な運営や計画を検討していく。

出典: 経営比較分析表,

同類型区分

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