事業・施設概要
| 都道府県 | 鹿児島県 | 経営主体 | 大和村 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 簡易水道事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | C4 | 行政区域内人口 | 1,397人 |
| 現在給水人口 | 1,397人 | 給水区域面積 | 600ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
経営の健全性について本村の簡易水道事業は他会計からの補助金及び出資金に依存している状態である。補助金と出資金の割合は出資金が多いため,営業収益状は赤字となっている。赤字の原因としては施設の維持管理に係る経費に対して,水道使用料金の設定が低いことが考えられる。また今現在は大きな新規事業や更新事業を行っていないが,今後管路の更新事業等が見込まれることから財源確保のために料金改定や経費削減等を検討していかなければならない。効率性について施設の利用率や有収率は類似団体と比べると高い数値であるが,経営収支比率が低く,料金回収率も低いことから経営の健全性は良い状況とは言い切れない。あくまでも,他会計からの補助金及び出資金に頼った運営を行ったいるのが現状である。また,人件費や物価が上昇しているにも関わらず水道使用料を据え置きにしていることから料金回収率が低いと考えられる。料金の改定を行うことで料金回収率の改善が考えられる。
老朽化の状況について
今現在,耐用年数を大きく超えている管路は無い状況ではあるが,今後増えてくることが考えられる。他会計からの補助金及び出資金に依存しているので一度に更新を行う事業量が限られてくることが考えられる。効率よく管路の更新していけるように検討していく必要がある。
全体総括
本村の簡易水道事業においても,社会的問題である少子高齢化に伴う人口減少が懸念され,一人あたりの負担が大きくなることが考えられるが現状のままでは施設の維持管理を行うのが難しいと考えられることから料金の改定などを検討していく必要がある。施設設備の老朽化に伴う更新については,将来の需要を検討しながら施設の規模のダウンサイジングや管理業務の効率化などを検討しながら適正かつ本村の財政を考慮した更新を検討していかなければならない。また,更新への投資が経営へ影響が出る事が見込まれるのでその面も十分に注視しなければならない。簡易水道事業を30代2名,60代2名で管理運営を行っている。専門知識が必要とされる業務が多く,安定したサービス提供を行うためにも人材育成にも力をいれていきたい。ただ,近年の人件費の増加等による営業費用の増加を考えると,人員の増を行うのは難しいのが現状であることから組織体制等も検討していく必要がある。
経営状況
収支構造
総額3,618.8万円
総額7,663.9万円