宮崎県高原町:国保高原病院の経営状況(2016年度)
宮崎県高原町が所管する病院事業「国保高原病院」について、2016年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
収録データの年度
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経営比較分析表(2016年度)
地域において担っている役割
当院は、国保直診病院として地域包括ケア体制の中心的立場から町民に医療を提供するとともに、町内唯一の病院として二次救急医療を提供できる医療体制を維持している。また、高齢化がますます進展する中で、在宅医療など町民の求める医療を適切に提供し、町民の健康を守る立場から人間ドックの充実を図り、予防医療への役割を積極的に果たしている。
経営の健全性・効率性について
【経常収支比率】一般会計からの繰入により平均値に近い数値となっている。【医業収支比率】平成26年4月施行の診療報酬の改定により看護基準をランクダウンせざる得なかったことにより入院収益が大きく減少している。【累積欠損金比率】平成26年度決算において資金不足比率が10%を超え平成27年度に一般会計から資金不足解消のための基準外繰入を行い欠損金の解消を行っている。【病床利用率】平均値を上回る数値となっているが医業収益については平成26年度から平均値を下回っており入院基本料の引き上げのための対策と病床利用率80%以上の達成を目指していく。【入院患者1人1日当たり収益】入院患者数は増加の傾向にあるが収益は平成26年度の入院基本料のランクダウンの影響により減少している。【外来患者1人1日当たり収益】後期高齢者割合が増え社会、自然的動態人口の減少等の影響により年々減少傾向にある。【職員給与費対医業収益比率】平均値は下回っているものの非常勤医師等への報酬は増加の傾向にある。【材料費対医業収支比率】院外処方の導入により薬剤費の削減を行い平均値を下回っているが今後も適正管理により材料費の節減に努めていく。
老朽化の状況について
【有形固定資産の減価償却率】建物は、平成17年度から平成19年度の3ヶ年の継続事業より約13億円の事業費を投じ、診療棟・病棟等の全面改築を行っており、建物本体は老朽化の影響もほぼないところであるが、空調等の建物設備については故障も多くなり修繕では対応できなくなることが予測されることから建物設備の更新を検討していく時期にきている。【機械備品減価償却率】機械備品については老朽化が進み平均値と比較しても上回っている。多額の設備投資を必要とするレントゲンや検査機器等についても耐用年数を迎え更新の時期にきていることから財源の確保と合わせ更新について検討していく。【1床当たり有形固定資産】1床当たりの有形固定資産の保有状況は平均値を上回っている状況であることから過大な投資は控え病床規模に応じた投資を行っていく。
全体総括
平成17年度から平成19年度にかけての診療棟の改築に伴い自己資金が大きく減少した。その後平成21年度から回復の兆しをみせたが平成24年度頃から資金不足の傾向があり平成26年度決算においては資金不足となった。資金不足等解消計画書や平成29年度から平成32年度の4年間の数値目標等を計画した新改革プランに基づき経営改革に総合的に取り組んでいくこととしている。医師の定着が依然として厳しく、更に過疎化の影響で患者の減少傾向に歯止めがかからない状況が続いているが、収益を上げていくため定着した医師の確保が重要であり、また平成26年4月施行の診療報酬改定により入院基本料をランクダウンをせざるを得なかったが、入院基本料の引き上げのための対策は急務となっている。今後とも地域において、必要な医療を継続的に提供していくために、医療体制の整備を図り、町民の健康保持に必要な医療サービスを提供していく。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
国保高原病院の2016年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の高原町リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。