事業・施設概要
| 都道府県 | 大分県 | 経営主体 | 九重町 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 簡易水道事業 | 会計適用区分 | 法非適用 |
| 類似団体区分 | D3 | 行政区域内人口 | 9,462人 |
| 現在給水人口 | 4,455人 | 給水区域面積 | 820ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
収益的収支比率は類似団体に比べて数値は高く、H30も引き続き100%を上回った。要因としては配管等の更新ができず、例年と同様に漏水箇所の修繕によって対応していることが考えられる。今後も事業債の発行が予想されるため、ほぼ横ばいになると予想される。料金回収率は類似団体に比べて100%を超え、高水準である。大幅な漏水量が減少していることから、給水原価も低数値へと移行していることが要因と考えられる。給水原価についてはおおむね横ばいの状態であり、その原因としては、浄水方法が塩素による滅菌消毒のみの浄水場が半数を占めているからである。当町の水源は湧水であるため水質異常がおきにくく、大幅な水質変化が考えにくい。今後、浄水施設の追加がある場合には給水単価の上昇も考えられる。当町は、大幅な漏水があるため、有収率は年々低下していたが、漏水箇所の発見・修繕によって回復しつつある。今後も漏水調査を計画的に行っていくことで100%に近い値へ近づけていきたい。漏水量の低下は、施設への負荷や浄水を精製する単価へも影響があるため、重要な改善項目と考える。
老朽化の状況について
当町は、既設管の修繕に追われている状況であり、管路の更新費用を捻出できていないのが実状である。材質不明管や敷設年度不明管が膨大な数あるため、不明管の調査から行うところから進めていかなければならない。
全体総括
当町での課題は、漏水による有収率の低下である。町統合簡易水道については、水質は良好であるため塩素滅菌のみの処理の水系が半数となっている。水処理自体はローコストで行えるため、多少の漏水は影響が少なかった。しかし、分析をしてみると施設への負荷がかかっていることや、有収率の低下を招きかねないなど、影響は少なからずみられている。今後、漏水箇所が拡大して流入が追い付かなくなることも懸念されるため、調査に力をいれていくき管路の更新計画につなげていきたい。
経営状況
収支構造
総額9,179.8万円
総額4,997.7万円