事業・施設概要
| 都道府県 | 大分県 | 経営主体 | 九重町 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 簡易水道事業 | 会計適用区分 | 法非適用 |
| 類似団体区分 | D3 | 行政区域内人口 | 10,027人 |
| 現在給水人口 | 4,771人 | 給水区域面積 | 820ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
①類似団体に比べて数値は高いものの、比率は100%は上回っておらず厳しい状態となっている。5年間の推移をみても横ばい状態であり、経営改善を行う必要がある。④類似団体に比べて低比率であり、年々減少傾向にある。現在は、設備投資・老朽管更新を重点的に行っていないため、減少傾向にあるのではないかと思う。⑤料金回収率は類似団体に比べて80%前後と高水準である。高水準ではあるものの、100%を下回っており、繰出し金によって収入不足を補っているのが実状である。給水現価をこれ以上落とすことして率を向上させるのは困難なため、供給単価を上げることで上昇がみこめるのではないか。⑥給水原価については横ばいの状態であり、原因としては、浄水方法が塩素滅菌による消毒のみだというところである。当町の水源は湧水であるため水質異常がおきにくい。今後、浄水設備の変更があった場合には原価の上昇が懸念される。⑦高い水準で推移しており、年々上昇傾向にある。原因としては、管路の漏水によって配水量が増加している。漏水修繕及び給水規模の見直しを行い、施設への負荷を軽減していきたい。⑧莫大な漏水があるため、有収率は年々低下しており、また類似団体に比べて低い率となっている。現在も地区別に漏水調査を行い、修繕を行っているが、有収率の向上へは結びついていない。今後も漏水調査及び修繕を行っていくことで有収率の増加を目指したい。
老朽化の状況について
③当町は、既設管の修繕に追われている状況であり、管路の更新費用を捻出できていないのが実状である。材質不明管や敷設年度不明管がかなりの数あるため、不明管の調査を行うところから進めていかなければならない。
全体総括
当町での課題は、漏水による有収率の低下と施設利用率の改善である。九重町統合簡易水道については、水質は良好であるため塩素滅菌のみの処理となっている。水処理自体はローコストで行えるため、多少の漏水は影響が少なかった。しかし、分析をしてみると施設への負荷がかかっていることや、有収率の部分で影響がみられている。今後、漏水箇所が拡大して流入が追い付かなくなることも懸念されるため、調査に力をいれていきたい。
経営状況
収支構造
総額9,226.8万円
総額5,909.3万円