事業・施設概要
| 都道府県 | 大分県 | 経営主体 | 日出町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | Cc1 |
| 行政区域内人口 | 27,897人 | 現在処理区域内人口 | 16,230人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 13,694人 | 現在処理区域面積 | 479ha |
| 晴天時現在処理能力 | 7,200m³/日 | 下水管布設延長 | 102km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①「経常収支比率」は100%を超えていますが、全国平均及び類似団体平均より下回っている。③「流動比率」は全国平均及び類似団体平均より低くなっている。一般会計からの多額な繰入金により経営している状況であるため、流動資産の現金預金は少ない。支払能力不足とならないよう資金繰りの見通しを立てる必要がある。④「企業債残高対事業規模比率」は全国平均及び類似団体平均に比べ高い数値となっている。処理場施設の老朽化による更新事業を行っているためである。中長期の財政収支に注視しながら、適切な起債発行に努める。⑤「経費回収率」は99.29%と100%を下回った。今後、維持管理費の抑制や使用料収入の増収を図ります。⑥「汚水処理原価」は全国平均より高く、類似団体より低くなっている。維持管理費の削減及び接続率向上に向けた取り組みを行っていく必要がある。⑦「施設利用率」については、他団体より高い数値となっている。今後も安定した施設稼働に努めます。⑧「水洗化率」は全国平均及び類似団体に比べ低い数値となっていますが、年々上昇傾向にあります。使用料収入の増加のため、接続率向上の取組が必要である。
老朽化の状況について
①「有形固定資産減価償却率」は全国平均及び類似団体と比較して低い数値となっている。耐用年数に近い資産は少ないが、今後、経営戦略やストックマネジメント等により施設の改築費の平準化を図る必要がある。②「管渠老朽化率」がゼロになっているのは、耐用年数を経過した管渠がないためである。③「管渠改善率」については、全国平均より低く、類似団体より高い数値となっている。現時点で法定耐用年数経過による更新が必要な管渠はないが、今後、ストックマナジメントに基づいた更新計画を策定していく。
全体総括
経常収支は100%を超えているが、流動比率が低いため、処理費用を使用料収入だけでは賄えず、収支不足を一般会計からの繰入金により補填している状況です。人口減少に伴う使用料収入の減収、物価高による維持管理費の増加や処理施設改築、老朽管の計画的な更新とそれに伴う財源を確保するため、令和6年12月定例議会で下水道使用料の増額改定が可決されました。使用料改定により、使用料収入の増加に伴い経常収支比率や流動比率の数値が改善される見込みです。また、令和6年度に経営戦略の改定を進めています。安定した経営を継続することが可能となるよう、改定後の経営戦略に基づき計画的な経営を実施していきます。
経営状況
収支構造
総額5.3億円
総額5.2億円