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熊本県天草市:天草市立栖本病院の経営状況(2022年度)

🏠天草市

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収録データの年度

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経営比較分析表(2022年度)

地域において担っている役割

天草市上島の栖本・倉岳地域の初期医療・救急医療・回復期医療、天草地域の結核対策、入院治療を担っている。また、新型コロナウイルス感染症の診療・検査機関、重点医療機関として感染患者の受入れを行っている。

経常収支比率

医業収支比率

修正医業収支比率

累積欠損金比率

病床利用率

入院患者1人1日当たり収益

外来患者1人1日当たり収益

職員給与費対医業収益比率

材料費対医業収益比率

経営の健全性・効率性について

新型コロナウイルス感染症関連の補助金の減少により、経常収支比率は大きく減少したが、引き続き交付されている当該補助金もあり依然として高い数値となっている。入院基本料の変更、感染症対策加算の取得等により入院患者1人1日当たり収益が増加し、病床利用率も微増しているため、医業収支比率にも増加が見られた。給与費は前年度と大きく変わらないため、収支の改善に伴って給与費対医業収益比率も85.2%と改善したが、材料費対医業収益比率については価格上昇やコロナ関連の材料費増のため9.5%で減少していない。

有形固定資産減価償却率

器械備品減価償却率

1床当たり有形固定資産

老朽化の状況について

平成4年に建設され、築31年が経過している。施設内各所が老朽化し適宜改修を行っており、有形固定資産減価償却率は微減している。また、医療機器についても耐用年数を過ぎたものを順次更新しているため、器械備品減価償却率は平均を下回っている状況にある。令和4年度は、空調設備、薬剤分包機等を更新した。令和5年度にも引き続き施設改修、機器更新を予定している。

全体総括

市立病院として、地域に必要なかかりつけ医と救急対応の役割を今後も担っていく必要がある。近隣医にない医療として、令和3年度の整形外科に引き続き、令和4年度にはリハビリテーション科を整備した。今後も地域に根差した医療機関としての役割を果たすため、更なる充実した医療の提供や経営改善に取り組んでいく。

出典: 経営比較分析表,

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