事業・施設概要
| 都道府県 | 熊本県 | 経営主体 | 玉名市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | F2 |
| 行政区域内人口 | 63,749人 | 現在処理区域内人口 | 6,875人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 4,840人 | 現在処理区域面積 | 366ha |
| 晴天時現在処理能力 | 2,947m³/日 | 下水管布設延長 | 78km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
・経営の健全性を示す経常収支比率は、資産減耗費の増加等により、健全経営の水準とされる100%を下回り赤字となりました。依然として一般会計からの基準外繰入に依存した厳しい経営状況であるため、今後は料金の適正化に向けた検討を行うとともに、効率的な施設運営に努め、早期の累積欠損金の解消に向けて経営の改善を図ります。・流動比率について、令和4年度は流動資産(未収金及び現金)の減少により、前年度を大きく下回りました。今後は、料金改定を視野に入れた経営改善に取り組み、支払い能力を高めていく必要があります。・企業債残高対事業規模比率は、全国平均や類似団体平均値を下回っているが、現在の経営状況では債務弁済財源の確保が難しい状況にあります。・経費回収率は、全国平均及び類似団体平均値も下回っています。事業に必要な費用を使用料収入で賄えておらず、使用料収入以外の収入(繰入金等)に依存している状況のため、今後は料金の適正化に努めていく必要があります。・汚水処理原価は、全国平均及び類似団体平均値より低く推移しているが、更なる経費の削減や接続率の向上に努めます。・施設利用率は、全国平均及び類似団体平均値を上回っているが、今後も処理場の非効率性の有無を継続的に検証していく必要があります。・水洗化率は、全国平均及び類似団体平均を下回っており、引き続き接続勧奨を進め、適正な使用料収入と施設稼働を確保していく必要があります。
老朽化の状況について
・有形固定資産減価償却率は、全国平均及び類似団体平均値を上回っており、増加傾向にあります。老朽化が進む施設や設備を適切に維持管理しながら下水道の機能を確保していく必要があります。・管渠老朽化率、管渠改善率は、対象となる老朽化管渠がないため0%となっています。本指標から老朽化についての懸念材料は検出されていない状況です。
全体総括
・令和2年度に農業集落排水施設最適整備構想を策定、また、中長期的な視点から収入と支出のバランスを確保すべく令和3年度に経営戦略を策定しました。現状は一般会計からの繰入金に依存した厳しい経営状態でありますが、今後も経営基盤の強化のため、効率的な施設整備と使用料の適正化に向けた検討のほか、接続勧奨の推進に努め、将来の安定経営に向けて取り組んでまいります。
経営状況
収支構造
総額4.0億円
総額4.0億円