事業・施設概要
| 都道府県 | 熊本県 | 経営主体 | 玉名市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | F2 |
| 行政区域内人口 | 68,060人 | 現在処理区域内人口 | 7,425人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 4,926人 | 現在処理区域面積 | 366ha |
| 晴天時現在処理能力 | 2,947m³/日 | 下水管布設延長 | 78km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
・経常収支比率は、100%を大きく下回り、累積欠損金が発生している状況であることから、非常に厳しい経営状況となっている。・流動比率は全国平均及び類似団体平均を下回っており、短期的支払返済能力が確保されているとは言い難い状況である。・企業債残高対事業規模比率は、全国平均及び類似団体平均よりは低い水準であるものの、500%を越えており、現在の事業規模や経営状況のままでは、債務弁済財源の確保が難しい状況にある。・経費回収率は、全国平均及び類似団体平均の半分程度の25.8%という低水準であり、汚水処理原価も全国平均及び類似団体平均を大きく上回る状況にあります。施設規模及びコスト水準に対して使用料収入の水準が見合っていない状況にあるといえるため、収益性を改善させるには抜本的な施策が必要な状況にある。・施設利用率は、全国平均及び類似団体平均とほぼ同程度であり、農業集落排水の中では平均的な利用率ですが、処理場の非効率性の有無を継続的に確認していく必要がある。・水洗化率は、全国平均及び類似団体平均を下回っており、下水道への接続勧奨を進め、適正な使用料収入と施設稼働を確保していく必要がある。
老朽化の状況について
・有形固定資産減価償却率は、現状は1桁台と、全国平均及び類似団体平均を下回っていますが、施設や設備を適切に維持管理しながら、下水道の機能を確保していく必要がある。・管渠老朽化率、管渠改善率は、対象がない状況であるためゼロとなっており、本指標からは老朽化についての懸念材料は検出されていない状況である。
全体総括
・老朽化にかかる課題は検出されていないものの、農業集落排水事業は、利用者が少なくかつ今後も大きく増加する見込みがない中で、収益性の改善及び債務弁済財源の確保には困難が伴うものと考えている。・使用料収入の確保、施設規模の適正化、コスト低減を図り、収支の改善を図っていく必要がある他、浄化槽への転換といった抜本的施策も検討していく必要があると考えているため、中長期な視点から経営戦略を平成28年度に策定する。
経営状況
収支構造
総額5.1億円
総額6.0億円