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長崎県小値賀町:特定地域生活排水処理の経営状況(2020年度)

🏠小値賀町

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経営比較分析表(2020年度)

収益的収支比率

企業債残高対事業規模比率

経費回収率

汚水処理原価

施設利用率

水洗化率

経営の健全性・効率性について

特定地域生活排水処理(合併浄化槽)は令和2年度末において28基が稼働している。令和2年度の特徴を類似団体平均値と比較してみると、「経費回収率」は下回っていて、「汚水処理原価」は上回っているため、汚水処理にかかる費用が類似団体よりかかっていると考えられる。経営状況としては、事業債の償還金があり、使用料収入も少額なことから、一般会計からの多額の繰入金により赤字分を補填している。平成28年度に策定した経営戦略をもとに、経営の健全化・効率化に努める。

老朽化の状況について

現在のところ大きなトラブル等は見られないが、今後、老朽化が進行した場合には、計画的に施設の改善を図る。

全体総括

接続件数が大幅に増えていくことはあまり期待できないが、汚水処理人口を増やすためには、下水道未普及地域における合併浄化槽の普及が不可欠である。運営的に厳しいことは明確であるが、汚水処理人口普及率をさらに上昇させるために、今後も本事業の推進は図る必要がある。

出典: 経営比較分析表,

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