長崎県雲仙市:末端給水事業の経営状況(2022年度)
長崎県雲仙市が所管する水道事業「末端給水事業」について、2022年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2022年度)
経営の健全性・効率性について
経常収支比率が100%以上であり、収支が黒字であるが、料金回収率が80.48%と100%を下回り、類似団体平均値よりも低いため、給水に係る費用が給水収益以外で賄われていることがわかる。簡易水道事業を統合したことによる一般財源からの繰入金により、収入不足を補填しているのが現状であり、経常収支比率および料金回収率は一時的に増加しているものの、年々減少傾向にあることから、経営の健全性は低い状況にあるといえる。流動比率は200%を上回っており、短期債務に対する支払能力はあるものの、流動資産が減少する一方で流動負債が増加する傾向にあるため、給水収益等による現金収入の増加を図る必要がある。また、企業債償還残高対給水収益比率は依然として高い上、今後も施設の更新事業の財源として企業債の活用が見込まれるため、本市においては給水収益の増加が喫緊の課題である。施設利用率が類似団体と比較しても高く、配水能力に対して配水量が非常に高いことがわかるが、有収率は類似団体と比較しても低く、施設の稼働が給水収益に結びついていおらず、効率性が良いとは言えない。以上のことより、健全な経営を継続していくためには、給水収益の増が必要不可欠であり、そのためには、計画的な水道料金の改定や漏水箇所の早期修繕等の対策を講じていく必要がある。
老朽化の状況について
管路経年化率は、簡易水道事業を統合する際に施設整備を行っていたことから、平均値より低いものの、地区によっては、老朽化が進行しているところも多い。管路更新率が年々上昇しているため、計画的な更新が進んでいると考察できる。
全体総括
経営的には、純利益を確保しており経営の健全化は保たれているものの、一般会計からの繰入金や企業債に依存している面もある。また、有収率の低さからも分かるように、施設の老朽化が進んでおり、数年後には赤字に陥ることが危惧されるが、次年度からの計画的な料金改定を行うことにより、事業における財源の確保ができるものと考えている。今後も健全な経営を継続していくためには、事業における財源の確保が喫緊の課題であり、雲仙市水道事業経営戦略をもとに、計画的に水道料金の改定を行い、計画的に経営基盤の強化を図る必要がある。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
末端給水事業の2022年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の雲仙市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。