事業・施設概要
| 都道府県 | 長崎県 | 経営主体 | 雲仙市 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A5 | 行政区域内人口 | 44,294人 |
| 現在給水人口 | 42,057人 | 給水区域面積 | 4,448ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
経営状況は、経常収支比率が100%を超え、累積欠損金も生じていないことから、昨年度同様健全な状態を維持している。その一方で給水原価が高くなっていることから、料金回収率が約8割にとどまる状況となっている。これは、平成29年度から新たな「雲仙市水道事業」として運営を開始しているが、収益率が低かった簡易水道事業を統合したことによるものが主たる要因となっている。また、同様に企業債残高が前年度に比べ、1.7倍増となっているが、これも簡易水道事業を統合する際に施設等の整備を行っており、その財源として、起債を活用したことによるものである。さらに、施設利用率は向上しているものの、有収率は平均値を大きく下回っている状況から、結果として収益の効率化に直接結びついておらず、今後も計画的な管路更新が必要である。
老朽化の状況について
管路経年化率は、簡易水道事業を統合する際に施設整備を行っていたことから、下がってはいるものの、水道事業として運営していた地区については、法定耐用年数を経過、あるいは、まもなく迎える管路があることから、計画的な管路の更新を進めていかなければならない。
全体総括
経営的には、純利益を確保しており、経営の健全化は維持しているが、料金回収率が100%を下回っていることから、一般会計からの繰入れによって成り立っている状況である。また、多額の企業債も抱えており、管路の更新にも的確に対応していく必要があるなど、中長期的に経営は厳しい状況にある。今後は、水道ビジョンや基本計画等の各種計画を基に水道料金の見直しや、効果的・効率的な維持、更新を行うなど施設の長寿命化に取り組むとともに、企業債残高の縮減に努め、健全な経営を図っていきたい。
経営状況
収支構造
総額10.4億円
総額8.7億円