事業・施設概要
| 都道府県 | 山口県 | 経営主体 | 上関町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 電気事業 | 会計適用区分 | 法非適用 |
| 類似団体区分 | 最大出力 | 4,000kW | |
| 年間発電電力量 | 8,211MWh | 水力発電最大出力 | 0kW |
| 太陽光発電最大出力 | 0kW | 風力発電最大出力 | 4,000kW |
| ごみ発電最大出力 | 0kW |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の状況について
収益的収支比率は料金収入の約12百万円増加により総収益が増加した一方で、物価高による保守委託料の増加により総費用が44百万増加したことで比率は悪化した。営業収支比率は、前年度に比べて分子の営業収益の増加より分母の営業費用の増加が上回ったため比率は悪化した。風力発電事業は、経費節減努力以上に風況によって営業収支は左右されるため、安定した収益をあげることが難しい。供給原価についても、保守委託料の増加によって総費用が増加したため上昇した。保守点検をしっかり行い計画通りの黒字経営が今後も続けられるように努力していきたい。
経営のリスクについて
令和5年度は運転開始から5年しか経過しておらず修繕費比率は平均値と比べて低い。設備利用率は、発電型式別でみると全国平均より良好な比率で、前年度に比べ令和5年度は風況が好転し比率は伸びた。企業債残高対料金収入は、新たな借り入れはなく元金償還が進んだため数値は減少した。風力発電会計は、売電収入が風況に左右されるため年間の風況に基づく売電収入計画と実績値は乖離がある。故障等による運転停止時間が発生する頻度を極力減らす努力を今後も継続していきたい。FIT収入割合は、FIT期間である令和21年4月まで100%となる見込みであるがそれ以降は、売電単価の下落に備えて基金を活用することを検討している。
全体総括
保守に係る経費は年度によって点検・取替項目が多い年があり大きく増減がある。また、物価上昇により営業費用の増加傾向があるが、売電価格は固定であり価格転嫁することはできない。売電収入は、風況で左右される。これらのことから収益を平準化させ一般会計への繰入を一定にさせることは難しい。大きな故障が出ないように日々の点検などに今後も力を入れていく。令和2年度に策定した「上関町風力発電事業経営戦略」に基づき安定した経営を目指す。
経営状況
収支構造
総額2.0億円
総額1.1億円