事業・施設概要
| 都道府県 | 山口県 | 経営主体 | 光市 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A5 | 行政区域内人口 | 49,233人 |
| 現在給水人口 | 46,731人 | 給水区域面積 | 4,658ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
単年度の収支の状況を表す経常収支比率が100%以上であり、累積欠損金も発生していないことから現時点における経営状態は健全であり、流動比率についても100%を上回っていることから、短期的な債務に対する支払能力は十分に有している状況である。企業債残高対給水収益比率については、企業債残高は着実に減少しているものの、給水収益も減少傾向にあるため、引き続き、全国平均値、類似団体平均値を大きく上回っている状況であり、数値の改善に向けた継続した取り組みが必要である。給水原価は全国平均値、類似団体平均値を大きく下回っており、料金回収率が100%を上回っていることから、現時点においては、給水に係る費用を給水収益で賄うことができている状況であるが、人口減少により将来的に有収水量が減少傾向にあることを踏まえ、当該指標の推移を注視していく必要がある。施設利用率は、大口需要者である工場の使用水量に対応する施設規模を有しているものの、近年は工場の使用水量がピーク時から減少し低い数値で推移しており、施設能力に余力を残す状態となっている。有収率はほぼ横ばいで推移しているが、計画的な老朽施設の更新により数値の向上を図っていくことが必要である。
老朽化の状況について
管路経年化率、管路更新率については、ともに全国平均値、類似団体平均値よりも良好な数値で推移しているものの、有形固定資産減価償却率は年々、増加傾向にあり、資産全体の老朽化の度合いは進行している状況である。今後、水道施設全体の更新の必要性が高まるなか、アセットマネジメント計画に基づく、計画的な施設更新を実施していく必要がある。
全体総括
経常収支比率については、100%を上回って推移しており、短期的な視点においては経営状態は安定しているものの、令和4年度においては、有収水量の減少による収益の減少と動力費をはじめとした費用の増加により、利益水準が低下するなど、水道事業を取り巻く環境も少しずつ変化している状況である。人口減少に伴う水道料金収入の減少や老朽化した水道施設の更新といった課題に加え、エネルギー価格の上昇をはじめとした物価上昇等による費用面への影響も顕著となってきており、経営環境は厳しさを増す一方であるが、今後も健全な経営の維持・向上を図ることにより経営基盤の強化に取り組んでいく必要がある。
経営状況
収支構造
総額12.0億円
総額10.3億円