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岡山県赤磐市:公共下水道の経営状況(2015年度)

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経営比較分析表(2015年度)

経常収支比率

収益的収支比率

累積欠損金比率

流動比率

企業債残高対事業規模比率

経費回収率

汚水処理原価

施設利用率

水洗化率

経営の健全性・効率性について

収益的収支比率が89%ほどに改善されたが、下水道使用料金改定によるもので今後、大きな伸びは期待できない。企業債残高対事業規模比率は類似団体は、比率が横ばいにあるが、当市は上昇傾向にあり平均値の2倍超と比率が高くなっている。これら2つの指標は、使用料が適当な水準に達していないことが要因のひとつと考えられる。汚水処理原価は収益的収支の改善により平成27年度は横ばいであるが、依然、上昇傾向にあることには違いありません。そのため、経費回収率も引き続き低下傾向にあると考えられます。水洗化比率は、平均値を上回っているものの、施設利用率は4割前後で推移しており、平均値の7割程度にとどまっている。

有形固定資産減価償却率

管渠老朽化率

管渠改善率

老朽化の状況について

平成18年度に2つの浄化センターを統廃合した。管渠については、一部について、カメラ調査等を行い管渠更正を行った。今後の管更正等の計画は具体的に決まっていないが、敷設から45年経過する管が約12kmあるため、今後、調査更正の必要がある。

全体総括

平成27年度に下水道使用料を8%の増額改定し、収入確保に努めているものの、今後、老朽管の改善も必要となり、下水道未普及地区への管の延長等にかかる経費もある。使用料改定後も適当な水準には達していないため、数年ごとに経営戦略の見直しを行い、適正な使用料水準や経費の見直しなどについて検討することが重要であると考える。

出典: 経営比較分析表,

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