事業・施設概要
| 都道府県 | 鳥取県 | 経営主体 | 岩美町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | F3 |
| 行政区域内人口 | 12,139人 | 現在処理区域内人口 | 817人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 704人 | 現在処理区域面積 | 40ha |
| 晴天時現在処理能力 | 154m³/日 | 下水管布設延長 | 6km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
本町の集落排水処理施設使用料は、全国的にみて高い水準にあり、水洗化率(⑧)も比較的高いため、類似団体平均値に比べると高い経費回収率(⑤)となっています。また、現在は新たな投資がなく、債務残高は減少傾向にあります(④)。しかし、農村部においては人口減少、高齢化が著しく、さらには節水意識の向上により、排水量・使用料収入ともに減少しています。このため、慢性的な赤字となっており、これを補うために毎年積立基金を取り崩しています。また、汚水処理原価(⑥)が高くなり、経費回収率(⑤)が悪化、比較的高水準だった施設利用率(⑦)も減少傾向にあります。今後、人口増加等による排水量の増加は期待できないため、水洗化率を限りなく100%に近づけていくこと、また、規模に適した汚水処理方法に見直していくことなどの対策を講じる必要があります。
老朽化の状況について
長谷・白地地区が平成16年に、本庄・太田地区が平成18年にそれぞれ供用開始しました。両地区とも、供用開始後10年程度になりますが、管渠の老朽化による問題は発生していません。今後、管渠の耐用年数(50年)、財政の見通し等を踏まえながら更新計画を立てることが課題となります。
全体総括
本町の下水道使用料は高い水準にありますが、それでもなお、使用料のみでは汚水処理経費を賄えていない状況にあります。特に、処理場を有する長谷・白地地区の経費回収率は4割程度と、公共下水道に接続している本庄・太田地区の9割程度を大きく下回っています。既存資産の有効活用だけでなく、将来的には、汚水処理施設の見直しを含めた検討を行うことが課題であります。
経営状況
収支構造
総額4,247.8万円
総額2,932.2万円